はじめに
みなさんこんにちは!
今回はIPアドレスについて勉強したので、アウトプットの一環として記事にしてみました!
※本記事はIT初学者が書いた記事のため、他の情報も参照してください。
IPアドレスとは
IPアドレスとは、ネットワークへ接続する機器に割り振られる、住所のようなものです。
ネットワークを通してやり取りを行う際に、送信先の機器がどのネットワークに存在しているのかを識別するために利用されています。
手紙を送る時に、住所を書かないと手紙を送ることができないのと同じで、送信先の機器がどのネットワークに存在しているのか分かるようにする必要があります。
その際に用いられるのが、このIPアドレスです。
IPアドレスにはIPv4とIPv6があり、IPアドレスのバージョンを示しています。
普段皆さんがよく目にするのは、おそらくIPv4だと思います。
※今回はIPv6についての詳細は書きません。
IPv4
・IPv4とは、10進数の数字を3つのドットで区切り、4つのグループに分けたIPアドレスのことで、1グループ8bitの合計32bitで構成されています。
利用可能範囲は「0.0.0.0~255.255.255.255」までの、約43億個利用することができます。
しかし、利用できるIPアドレスは約43億個しかなく、複数の機器でIPアドレスが被ることはできないため、人口や機器の数に対しIPアドレスの枯渇問題が懸念されていました。
そこで、IPアドレスをグローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスに分けることで、IPアドレスの枯渇問題に対応しました。
グローバルIPアドレス
外部のネットワークに接続できるIPアドレスのことで、誰でもアクセスすることができます。
しかし、グローバルIPアドレスは一意となっており、複数の機器で1つのIPアドレスを利用することはできません。
プライベートIPアドレス
プライベートIPアドレスとは、外部ネットワークに繋がらない家や会社内のネットワークのことで、主にルーターなどにつながったIPアドレスのことです。
プライベートIPアドレスの場合、自身の所属するネットワーク領域が別であれば、各領域のIPアドレス同士が被っても問題ありません。
しかし、私たちはGoogle検索やゲームなどで、外部ネットワークに繋がっていますよね?
なぜ繋がっているのかというと、ルーターがプライベートIPアドレスを、グローバルIPアドレスに変換してくれているため、外部のネットワークと通信を行うことができています。
この変換をNATやNAPTと言います。
NATやNAPTについては、別記事で書こうと思いますので、今回は書きません。
まとめ
- IPアドレスとは、ネットワークを通じて機器同士のやり取りをする際に、送信先の機器がどのネットワークにいるのかを識別するためのアドレス
- IPアドレスにはIPv4とIPv6のバージョンがあり、IPv4は1グループ8bitの4グループ、計32bitで構成されている
- IPアドレスにはグローバルIPアドレスと、プライベートIPアドレスが存在している
- 自宅などから外部ネットワークとやり取りをする際には、NATやNAPTと呼ばれるもので変換され、外部のネットワークと通信することができている
他にも細かい部分はありますが、それは追々記事にできたらと思います。