結論
所有者を保持したままディレクトリをバックアップ(cp, tar)したいときは、rootユーザで実行したほうが無難
内容
レガシーなWebサーバーでサーバーのメンテナンスをするときに、バックアップの取得やtarアーカイブを作成したりする際の話です。
例えばコピーを作成するときに"--preserve=all"コマンドをつけたり、tarでtar.gzを作成するときに"-p"コマンドをつけたりすると、パーミッション・所有者情報が保持されるはずです。
なのですが、実際にはコマンドを実行したユーザでコピーを作成できないファイルがあった場合、元のファイルの所有者が保持されず、コマンドを実行したユーザが所有者として設定されてしまいます。
こうしたケースでは、rootユーザでコマンドを実行することで、所有者を完全に保持しながらコピー可能です。
例
wordpressのバックアップコピーを作成した際に、ファイル所有者がapacheユーザからコマンド実行ユーザに勝手に書き換わってしまうことが過去にありました。
wordpressはapache経由でのPHPプロセスによって動くため、ユーザがapacheから変わることで、ファイルアップロードなどでエラーが発生する可能性があり事故のもとになります。
参考