ChatGPTがすごい
最近とても流行っていますね。私自身何度もChatGPTとお話ししていますが、あまりにも自然な返答に毎回感動させられます。豊富な学習データに基づく知識は非常に豊富でさまざまな言語(プログラミング言語も含む)にも対応できるので、そんじょそこらの人間では勝ち目がありません。TypeScriptの割と複雑な型レベルプログラミングにもある程度対応できてしまいます(今度記事書きます)。
では、さっそくChatGPTに話しかけてみましょう。
matoruru「こんにちは。遊びましょ」
ChatGPT「 こんにちは!何か遊びたいですか?私たちはいくつかの遊びを紹介することができます。何が好きですか?」
早速○×ゲームで遊んでみる
「何が好きですか?」
と聞かれているので、○×ゲームに誘ってみます。
matoruru「○×ゲームが好きです。一緒に遊んでくれますか?」
ChatGPT「もちろんです!では、どちらが先攻になりますか?また、紙とペンが必要ですか、それともコンピューターでプレイしますか?」
matoruru「紙とペンで遊びたいです」
ChatGPT「了解です!では、以下のようにマス目を描いて、ゲームを始めましょう。」
1 2 3
A ・ ・ ・
B ・ ・ ・
C ・ ・ ・
ChatGPT「私は先攻になります。私が"×"で、あなたが"○"になります。最初に私がマス目に"×"を1つ置きます。」
1 2 3
A ・ ・ ・
B ・ ・ ・
C ・ ・ ×
ChatGPT「次はあなたの番です。どこかに"○"を置いてください。マス目の場所は、例えば「A2」のように列と行の番号を組み合わせて指定してください。」
出力も指示も丁寧すぎて怖くなってきます。次は私の番なので○を置いてみます。
○を置いてみる
matoruru「私はB2に"○"を置きます。」
ChatGPT「了解です。では、マス目に"○"を置いてみましょう。」
1 2 3
A ・ ・ ・
B ・ ○ ・
C ・ ・ ×
ChatGPT「次は私の番です。私は"×"をA1に置きます。」
1 2 3
A × ・ ・
B ・ ○ ・
C ・ ・ ×
ChatGPT「あなたの番です。どこに"○"を置きますか?」
matoruru「A2にします。」
ChatGPT「了解です。では、A2に"○"を置きます。」
1 2 3
A × ○ ・
B ・ ○ ・
C ・ ・ ×
ChatGPT「次は私の番です。私は"×"をC1に置きます。」
1 2 3
A × ○ ・
B ・ ○ ・
C × ・ ×
ChatGPT「あなたの番です。どこに"○"を置きますか?」
あれ。詰んだ?悔しい・・・。これ以上は不毛なので、理不尽な振る舞いで対処します。
(追記:詰んでなかった)
matoruru「私は盤をひっくり返します。あなたの"×"も私の"○"もどこかへ飛んでいってしまいました。」
ChatGPT「あら、それはちょっと予期しない展開ですね!でも、全然構いません。別の遊びをしましょうか?何か好きな遊びはありますか?」
大人な対応をされてしまい、ゲームでも人間性でも負ける結果となりました。
まとめ
実は2ヶ月ほど前にも○×ゲームをChatGPTと遊んだことがあるのですが、そのときは普通に「○×ゲームをしましょう」と尋ねると「言語モデルなのでゲームはできません」と返答される状態でした。その頃も指示を具体的にすると遊んでくれましたが、盤面の状態などを記憶できないなど致命的な問題を抱えていました。
しかし今回はChatGPTの方からいきなり盤面を用意して私に指示を出してきましたし、プレイの実力も人間と遜色ない(むしろこちらがミスした)レベルでした。
どんどん便利になっていきますね・・・。
おまけ: ひっくり返した後の盤の状態はどうなっている?
私が途中で盤面をひっくり返してしまったので、ChatGPTは気を遣って話を変えてくれました。その続きから現在の盤がどうなっているかを尋ねて、可能であれば石を置き直してもらいます。
matoruru「やっぱりもう一度○×ゲームをしたいです。さっきの盤は今どうなっていますか?」
ChatGPT「残念ながら、私たちが使っていた紙とペンは仮想的なものでしたので、盤面はもう存在しません。ですが、もう一度遊びたいということでしたら、新しい盤面を作って、もう一度挑戦しましょう!」
お茶を濁されてしまった感じがします。聞き方がうまくなかったのでしょうか。
酷いことしてごめんねChatGPT・・・。
最後に
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次回は実際にコーディングでChatGPTのサポートを得る内容の記事を書いてみる予定です。