JDK(or JRE)をインストール
ScalaはJavaVM上で動作するため、JavaVMが動作する環境(java
コマンドが使える環境)が必要です。
JRE(実行用環境)でも大丈夫だと思いますが、JDK(開発用環境)をインストールしたほうがいいと思います。バージョンは1.6以上です。
Windows, Linuxの方は以下のページからインストーラを取得してください。
MacOSXの場合は、最初から入っていると思います。(セキュリティ対策もあるので最新版に更新してください)
Typesafe Stackを使う
Typesafe StackはScalaのコンパイラ scalac
やビルドツール sbt
(antやmavenのようなもの)を入れてくれます。
http://typesafe.com/stack から Download Stack >> をクリックし、条件に同意してダウンロードページへ進んでください。
各OSのインストール方法が用意されています。
Windows
インストーラ(exe形式)があります。実行していくとPATH
の設定なども自動で行なってくれるため、インストール後はコマンドプロンプトからscala
コマンドが実行できるようになります。
Mac OS X
homebrewでインストールします。
$ brew install scala sbt maven giter8
その他
説明に従ってインストールすればきっと大丈夫。(投げやり)
動作確認
コンソールから scala
コマンドを実行して以下のプロンプトが出ることを確認してください。
(Windows版は Scala version 2.9.2 が入るかもしれません。)
Welcome to Scala version 2.10.0 (Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM, Java 1.6.0_43).
Type in expressions to have them evaluated.
Type :help for more information.
scala>
:quit
または Ctrl+D
を入力して終了します。
各種コマンド
コマンド名 | 内容 |
---|---|
scala |
コンパイル済みclassを実行したり、インタプリタを起動します。 |
scalac |
Scalaコンパイラ |
sbt |
simple build tool. 対話型のビルドツール。compile , test , run などのサブコマンドがあります。 |
g8 |
giter8のコマンド。github上のテンプレートをプロジェクト名などを差し替えてローカルに配置してくれます。 |