baserCMSには、load_schema と write_schema を管理画面から簡単に利用できる仕組みが「実は」あります。
それについてご紹介です。
想定している対象者
- baserCMSでウェブサイトを制作をしている方
- baserCMSのプラグインを開発してる方
- baserCMSのプラグインを、これから作ってみようと思ってる方
- PHPer
スキーマファイル
DBのテーブル構造を定義しているファイルです。こんなのです。
https://github.com/baserproject/basercms/blob/master/lib/Baser/Config/Schema/pages.php
load_schema
作成したスキーマファイルを、管理画面からアップロードするだけで、DB内のテーブルを作成・構造変更・削除 ができる機能です。
- /admin/tools/load_schema とURLを叩いてアクセスします。
- 「作成、構造変更、削除」内から目的とする処理を選択します。
- 作成していたスキーマファイルをアップロードします。
- 「読み込み」ボタンで読み込みを実行します。
- おわり
これを知っておくと何が便利なのか?
プラグインを作成中に、あとからテーブルの追加が必要になった場合に、アップデータを作成せずとも、ここからファイルをアップしたら作成されるので便利です。
変更にも便利です。
write_schema
利用中のDBのテーブル構造を定義したスキーマファイルを、管理画面からダウンロードできる機能です。
生成するテーブルはひとつでも複数でも指定できます。
- /admin/tools/write_schema とURLを叩いてアクセスします。
- ダウンロードしたいテーブルを選択します。
- 「生成」ボタンを押下すると、ファイルが落ちてきます。
- おわり
これを知っておくと何が便利なのか?
phpMyAdmin とか SequelPro 等でテーブルを作成した内容を、プラグインに同梱しておくためのスキーマファイルとして作成するのに便利です。
構造変更した際も、これなら簡単に再度生成できます。