UI ツールの大御所だと思われるDoozy UI Managerを昔購入していたので、
画面遷移をノードベースで管理できることもあり試してみました。
画面操作のタッチやスワイプとも連携できるので、開発効率アップを期待していました。
結論
あえて買ってまで使う必要はない気がしました。
ノードベースで管理できるのですが、管理が楽になるイメージが沸きませんでした。
以下実現したいのであれば、検討してもいいかもしれません。
- UIで人が踊るみたいなアニメーションを組みたい
- 擬音語で表現するような(サッとか、シュッとか)UIを組みたい
- Androidの戻るボタン対応、履歴で戻りたい
使ってみようと思った動機
- いつぞやのメガバンドルに入っていた、からの
- 画面遷移をノードベースで管理可能(そう)
- UIのアニメーションも豊富で表現力が豊か(そう)
- 画面操作のハンドリングが可能(そう)
使ってみた感想
2,3日程度使ってみた感想です。
画面遷移のノードベースでの管理
ノードベースで組める、がしかし中々操作感が手ごわい感じでした。
- 直観的に使いやすい感じではなかった
- 細かい点が設定しやすい感じはしなかった
- ただ閉じるということがしたいだけなのに、最初はよくわからなかった
細かいところとかもしれないがAndroidのバックボタン対応、履歴を戻れるのはいいと思った。
割とほしい機能だと思うのだが、これまでになかったなと思いました。
UIのアニメーション
とても良く、簡単に色々表現できるなと思った。
- 下からサッと出てくるメニュー
- 押したらボインっと色を変えながら反応するボタン
- 上記したような、擬音語を使って表現したいメニューが比較的簡単に作れる
- サンプルもここが一番充実しています
画面操作のハンドリング
ここは未確認で終えてしまいました。
その他の注意
- サンプルもあるが多いとは言い難い。
- ネットを検索しても情報がヒットしない
- v4.0.0が出たのでが2022年初頭(2021年末だったかも)。v3の機能が実装されていなかったり、色々不便な点が多そうで、発展途上が否めない。
- dicordでの回答は多くない。Scrollbarの使い方がわからずdiscordで調べたら、ある人が質問していたが完全に放置されていた。更新はされているものの、回答をもらえるとは限らない。
- Riderとの親和性が悪い。ButtonClickedにイベントをインスペクター上で設定しても、Riderから見たときに使われていないように見える。
- UI View Listener の設定が誤ってされていたせいか、UI Button の Pointer Click が正常に動作しないことがあった。ただ誤って設定されていても、正常に動作することもあることから、処理順や何かが影響しているのかもしれないが未調査。
- ScrollbarがUnityデフォルトのScrollbarと異なり、ISelecatbleしか拡張していない。そのためScrollViewを独自実装して作る必要がある。
- 英語のドキュメント、YouTube動画しかない。
- Unityの新しいInputSystemを利用する