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Maps SDK for Unity を使って、Google Maps の三次元情報を Unity で表示する

Last updated at Posted at 2020-06-16

Google Maps のプラットフォームがこれまでは限定的な公開しかされていませんでしたが、全人類に開放されるとのアナウンスが出て、Unity 用のSDKも出たみたいですね。

早速使って、新宿駅周辺の情報を取得してみました。
image.png
見た目がちょっともっさりしていてますが、地理情報(lat, lng)入れただけで、これだけの情報が表示されるってすごくないですか?しかも結構早い全世界の情報が三次元データとしてUnityで使えてしまうなんて・・・。AR で表示することも、VR でこの世界に入ることも、カスタマイズも思いのままです。

以下、前提と手順です。

前提

名前 バージョン/備考
Mac 10.15.5
Unity 2019.3.0f6
GCP 登録、今回の範囲では料金はかかりませんが、クレジットカードが必要です
Maps SDK for Unity Unity2019_2_v1.0.1202.0

手順

たったこれだけで、Google Map の三次元データが使えるようになります。

  1. GCP での準備
  2. Unity での作業

GCP での準備

1. Semantic Tile API 有効化

画面上部の プロダクトとリソースの検索 に Semanteic Tile API を入力すれば、検索結果に出てきます。そこで選択し、遷移先の画面で有効にします。
image.png

2. APIキーを作成します

左側ペインの認証情報を選択して、認証情報を作成を選択します。この YouTube 見たらよりわかりやすいです。
image.png

Unity での作業

1. SDK のダウンロードとインポート

  1. [Install the Maps SDK for Unity SDK] (https://developers.google.com/maps/documentation/gaming/install_sdk) を開くと、Maps SDK for Unity 2019 here, and the Maps SDK for Unity 2018 here. とあるので、自分が使っている Unity のバージョンに合わせて here をクリックしてダウンロードしてください。
  2. zip ファイルがダウンロードされたら、解凍します。Unity から、AssetsImport PackageCusotom Package を選択し、解凍したファイルのGoogleMaps.unitypackage を選択してインポートします。

2. Unity での設定

  1. Hierarchy ペインで Create Empty を選択します。
  2. 1 で作ったオブジェクトに Inspector 上で Add Component して、 Maps Service を追加します。
  3. 1 で作ったオブジェクトに Inspector 上で Add Component して、 Basic Example を追加します。
  4. 2 で追加した Map Service に Api Key があるので、GCP での準備で作っておいたキーを設定します。
  5. Unity を実行して、自由の女神が出てきたら成功です。
    image.png

その他

ハンズオンクイックスタート

ステップ 2: SDK をインポートする のスタートガイドのリンクが切れていたりするので、ここでは割愛しました。とは言え、日本語翻訳だけだったので、英語に切り替えて [Install the Maps SDK for Unity SDK] (https://developers.google.com/maps/documentation/gaming/install_sdk)からダウンロードできたりします。英語が得意な人はこっちの方がいいかもしれません。

Maps SDK for Unity の注意

  • Unity2019 or 2018 ver があるので注意
  • このワードで Google 検索すると、他の OSS に合致する可能性があるので注意
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