LoginSignup
0
0

More than 3 years have passed since last update.

Linuxコマンド③【ファイル操作】

Last updated at Posted at 2021-01-18

はじめに

学習用のメモになります。

*[]・・・任意
<>・・・絶対

テキストファイルとバイナリファイル

テキストファイル

テキストファイルとは文字列が書かれたファイルのこと

  • テキストファイルは文字コードで定められた文字だけが並んで格納される
  • 文字コードは、文字をコンピュータで処理したり通信したりするために、文字の種類に数値を割り振ったもの
  • 例:Aは1000001、Bは1000010、など数値を割り当てている
  • Linuxではテキストファイルはとても大切です。OSの関わるほとんどの設定情報をテキストファイルとして管理している

バイナリファイル

バイナリファイルとは、画像ファイルや音声ファイル、実行ファイルなど

  • 文字コード以外の数値も含むようなファイルをバイナリファイルと呼ぶ
  • テキスト以外のファイルがバイナリファイルという認識でOK
  • catコマンドなどでバイナリファイルが文字化けするのは、無理矢理テキストファイルとして解釈しようとして、文字コードに該当した数値をその文字に置き換えて表示したので意味不明の文字列になったため

1.catコマンド

ファイルの中身を表示する。

cat [オプション]<ファイル名>

オプションをつけないで使用することが多い。
-nオプションで行番号を表示する

2.lessコマンド

ファイルの中身をスクロール表示するコマンド。
長いファイルの中身を見る時に使用。

less [オプション]<ファイル名>

オプションをつけないで使用することが多い。

スクロール操作

コマンド 内容 
スペースキー、f 1画面上にスクロール
b 1画面下にスクロール
j 1行下にスクロール
k 1行上にスクロール
q lessコマンドを終了

検索操作

コマンド 内容 
/<文字列> 下方向に向かって検索
?<文字列> 上方向に向かって検索
n 次の検索結果に移動
N 前の検索結果に移動

3.touchコマンド

空のファイルを作成するコマンド

touch <新規ファイル名>

ファイル名が存在していない時は、空のファイルを作成して、存在している時はタイムスタンプを更新する。

4.rmコマンド

ファイル・ディレクトリの削除をするコマンド

rm [オプション]<削除するファイル名>

注意:rmコマンドを実行すると、ゴミ箱ではなく、本当に削除されてしまうので本当に消していいのか確認してから実行する。

よく使うオプション

1.-r

ディレクトリも合わせて削除する

rm -r dir

注意:ディレクトリの中のファイルやディレクトリもまとめて削除されるので注意。

2.-f

ファイルを削除する際に警告文を表示しない.
あまりオススメしないコマンド

rm -f file

3.-i

ファイルの削除前に確認する

rm -i file

5.mvコマンド

ファイルの移動、ファイル名を変更するコマンド

#具体例
mkdir dir   //dirディレクトリ作成
touch file  //空のファイルを作成

##ファイル名変更
mv file file1

##ファイルを移動
mv file1 dir/   //file1をdirディレクトリのなかに移動

*選択するものがファイルかディレクトリかで挙動が変わってくる

オプション

-i

上書きする前に確認

mv -i file file1

6.cpコマンド

ファイル・ディレクトリをコピーするコマンド

cp [オプション]<コピー元>...<コピー先>

##具体例
#ファイルをコピー
cp file new file
#ファイルをディレクトリないにコピー
cp file dir

注意:コピー先のファイルがすでにあると上書きするので気をつけよう

オプション

1.-i

上書きする前に確認

cp -i file new_file

2.-r

ディレクトリをコピーする

cp -r dir new_dir

7.findコマンド

ファイルを検索するコマンド

find <検索開始ディレクトリ><検索条件><検索アクション>

#具体例
find . -name README.md -print
0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0