##概要
2022年の1月20日にオンラインで開催されたAWS初心者向けの講習会(AWS Builders Online Series)を受講して理解できたことをまとめた記事です。(初心者向けトラック-T2を受講しました。)
この記事は自身の理解度を深めるためと認識が正しいか確認のために書いています。
##受講したセッション
-T1. オープニングセッション
-T2-1. 知って活用する!AWS グローバルインフラストラクチャ
-T2-2. 明日から始めてみませんか? 〜すぐにビジネス活用できるAWSサービスをまとめてお届け〜
-T2-3. AWS を使う際に考える Amazon S3 の有効活用
-T2-4. ネットワーク管理者版 AWS ことはじめ
-T1. クロージングセッション
##T1. オープニングセッション
このセッションでは、AWSについての説明と新しいサービスのアップデート情報を紹介していました。
AWSとは、クラウドコンピューティングサービスです。(クラウド上でサービスを提供してる。)
AWSは時代と共に変化していく環境に応じてツールも新しく必要に応じて変化していく必要があると考えています。またその新しいツールを用いて開拓していくことの重要性についても考えています。
パスファインダー(開拓者)と呼ばれる人々により良いツールを提供することがAWSの役割と考えているそうです。
AWSのようなクラウドコンピューティングサービスが必要になった過程して、自律型ロボットの増加や世界中に広がっているインサーネットを繋ぐ、5G環境の構築など技術の進歩に合わせてサービスを提供していくことが求められるようになったからだと思いました。
そのような新たな技術に対してIot Robo runner、 AWS cloud WAN、AWS Private 5Gなど新たなサービスのアップデートなどの情報も発信されました。
また、サスティナブルな活動についても積極的な支援を行っているようです。消費電力(CO2排出量)の減少にともなってAWSの利用料も下がっていく仕組みになっているそうです。
##T2-1.知って活用する!AWS グローバルインフラストラクチャ
このセッションではAWSのサービスを利用するにあたってのAWSの基本的にな構造の紹介していました。(リージョン、アベーラビリティゾーン、エッジロケーションについての説明)
####1.リージョンとは
AWSにはリージョンと呼ばれるデータを扱う物理的ロケーション(実際に存在する施設?)があります。このリージョンは世界中にあり、日本には東京と大阪の2つのリージョンがあります。
ここにAWS上のデータは集約され管理されています。
####2.アベーラビリティゾーンとは
複数のデータセンターを高速回線で繋いだモノをアベラビリティゾーンと呼びます。各リージョンには複数のアベラビリティゾーン(以後AZと省略します。)が存在します。
このAZは複数使用することで災害時や障害が起きた際、または新たなサービスをデプロイする際などにサーバーがストップした時サービスが完全に停止してしまうことを防げます。
####3.エッジロケーションとは
エンドユーザーに近い箇所にあるアクセスポイントをエッジロケーションと呼びます。こちらはリージョンの外に存在します。リージョンへのアクセスを必要としないサービスに対してのレスポンスを高速化することができます。
##T2-2. 明日から始めてみませんか? 〜すぐにビジネス活用できるAWSサービスをまとめてお届け〜
このセッションでは、単独で使えるサービスを4つ紹介していました。(Amazon Connect、Amazon Work space、Amazon Kendra、Amazon Quick sightについて)
####1.Amazon Connect
こちらはAWS上にコンタクトセンターを設置し、オペレーターが在宅からでも対応できるサービスです。音声案内サービスを構築して各オペレーターへクラウドから繋ぐことができます。
また、拡張機能を利用すると音声分析からインサイトを作成することも可能になります。
####2.Amazon Work space
こちらはテレワーク、リモートワークを管理できるサービスです。在宅に高機能なパソコンを準備したり、会社のパソコンを持ち帰ったりというリスクやコストを抑えてテレワーク、リモートワークを導入できるサービスです。
AWS上に仮想デスクトップを設置しユーザーのデバイスからリモートで操作することが可能です。ユーザーのデバイスにはその画面の表示だけが転送されるので高いスペックは必要になりません。またユーザーのデバイスからデータが漏れるリスクもありません。
仮想デスクトップのスペックは必要に応じて選べるようになっているので利用料の最適化も可能です。
####3.Amazon Kendra
こちらはデータ検索サービスです。AWSクラウドに共有したデータに瞬時にアクセスし知りたい内容がすぐに手元に呼び寄せることができます。
例えばマニュアル対応などの環境で必要な時に瞬時に対応方法にアクセスすることができるようになります。
####4.Amazon Quick sight
こちらはデータ分析ツールです。アクセス権限を分けることができ、使用した分だけの利用料金で使えるので料金の最適化が行えます。
またデータの閲覧者に応じてインターフェイスや共有方法を選択できるので、社内での共有も最適化されます。
##T2-3.AWS を使う際に考える Amazon S3 の有効活用
このセッションでは、クラウドストレージサービスについての説明がされました。
AWSのクラウドストレージサービスは必要に応じて容量や性能が選べるようになっています。データの格納(ストレージ)、移動(出し入れ)、管理(バックアップなど?)の各サービスが選択できます。
データ格納のサービスはブロック型、ファイル型、オブジェクト型の三種類が用意されています。Amazon S3はそのうちのオブジェクト型です。
このオブジェクト型はAPIというキーを使ってデータをやり取りできるそうです。また、このAmazon S3にはバッケットと呼ばれる入れ物が複数の種類用意させており用途や目的に応じて使い分ける設定が可能です。
そうすることでクラウドストレージを最適な状態に保てるそうです。
##T2-4.ネットワーク管理者版 AWS ことはじめ
このセッションでは、AWSにネットワークを構築する時に考えるべきポイントと注意点を説明していました。
リージョンの選択やその他に関する説明、オンプレミスとAWSを繋ぐ方法が何通りかあり利用に応じて選択することなどが解説されていました。(インターネット経由、VPN 、プライベートVPNによるダイレクト接続など?)
後半のセッションは中級者向きになり私の理解が追いつかなかったのでこの程度の内容になります。
##T1.クロージングセッション
このセッションでは、オープンニングで紹介されたアップデートについての各サービスの詳細な説明でした。
中級者向けな内容で理解するのは難しかったのですが、AWS Amplify Studioというサービスについては認知の必要性を感じました。こちらはデザインを投入することで、デザインに相当したReactのコードが出てくるというモノです。
私はデザイナーなので、Figmaで作ってデザインデータを作ることも多くこのサービスを有効的に使うにはデザインデータの正確性が求められると感じました。正確なデータを作ることはもちろんですが、Figmaを正しく操作できるかということはまだまだ自身の課題に感じています。
以上がまとめになります。