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Cursor完全ベストプラクティスガイド

Last updated at Posted at 2025-03-08

目次

  1. Cursorとは
  2. インストールと初期設定
  3. 基本的な使い方
  4. AI機能の最大活用
  5. 効率的なコーディング手法
  6. キーボードショートカット
  7. チーム開発での活用
  8. パフォーマンス最適化
  9. セキュリティ対策
  10. トラブルシューティング
  11. 拡張機能と連携
  12. アップデートと将来展望

Cursorとは

Cursorは、AIを統合したモダンなコードエディタで、開発者の生産性を大幅に向上させるツールです。VSCodeをベースにしており、その使い慣れたインターフェースに加えて、OpenAIのGPT-4などの大規模言語モデル(LLM)を活用した機能を提供しています。

主な特徴

  • AIによるコード生成: 自然言語での指示からコードを生成
  • コードの理解と説明: 複雑なコードの説明や要約
  • インテリジェントな編集支援: リファクタリング、バグ修正、最適化の提案
  • チャット機能: プロジェクトのコンテキストを理解したAIとの対話
  • GitHub Copilot互換: 既存のCopilotユーザーも違和感なく使用可能

Cursorは特に、大規模なコードベースの理解、新機能の素早い実装、デバッグの効率化などを得意としています。

インストールと初期設定

システム要件

  • OS: Windows 10/11、macOS 10.14以降、Linux (Debian/Ubuntu系)
  • RAM: 最低8GB (16GB以上推奨)
  • ストレージ: 最低2GB の空き容量
  • インターネット接続: 常時接続推奨(AI機能に必要)

インストール手順

  1. Cursor公式サイトからインストーラーをダウンロード
  2. インストーラーを実行し、画面の指示に従う
  3. 初回起動時にサインイン画面が表示される
  4. OpenAIアカウントでログインするか、メールアドレスで新規登録

初期設定のポイント

API接続設定

API接続は初期設定の重要なステップです:

  1. Cursorを起動し、左下の歯車アイコンをクリック
  2. 「Settings」を選択
  3. 「API Providers」セクションを開く
  4. APIプロバイダーを選択(OpenAI、自前のAPI、または他のプロバイダー)
  5. API Keyを入力(OpenAIの場合はこちらから取得)

テーマとフォント

作業環境を自分好みにカスタマイズしましょう:

  1. 「Settings」→「Theme」でテーマを選択
  2. 「Settings」→「Text Editor」→「Font」でフォントとサイズを調整
  3. 「Color Customizations」で細かい色調整も可能

言語設定

日本語環境で使用する場合:

  1. 「Settings」→「Application」→「Language」を開く
  2. ドロップダウンメニューから「Japanese」を選択
  3. Cursorを再起動して変更を適用

キーバインディング

VSCodeからの移行を考慮したキーバインディング:

  1. 「Settings」→「Keyboard Shortcuts」を開く
  2. 「Keymaps」タブで「Visual Studio Code」を選択
  3. 必要に応じて個別のキーバインドをカスタマイズ

基本的な使い方

プロジェクトの開始

  1. 「File」→「Open Folder」でプロジェクトフォルダを開く
  2. 「File」→「New File」で新規ファイルを作成
  3. 「File」→「Save As」でファイルを保存

エディタの基本機能

  • ファイル操作: 左側のエクスプローラーでファイル管理
  • 検索: Ctrl+F(Windows/Linux)またはCmd+F(Mac)で検索
  • 置換: Ctrl+H(Windows/Linux)またはCmd+H(Mac)で置換
  • 複数選択: Alt+クリックで複数カーソル配置
  • 行移動: Alt+↑/↓で行を上下に移動

ターミナルの使用

  1. Ctrl+`(Windows/Linux)またはCmd+`(Mac)でターミナルを開く
  2. +アイコンで新しいターミナルを追加
  3. ドロップダウンメニューでターミナルタイプを切り替え(bash、PowerShell、cmdなど)

Git操作

  1. 左側のSourceControlアイコンをクリック
  2. 変更ファイルをステージング(+ボタン)
  3. コミットメッセージを入力してコミット
  4. プッシュ、プル、ブランチ作成などの操作も可能

AI機能の最大活用

拡張機能

AIチャットの使い方

  1. Ctrl+I(Windows/Linux)またはCmd+I(Mac)でAIチャットを開く:Agent
  2. 質問(Ask)や指示(Agent)を自然言語で入力
  3. プロジェクトのコンテキストを認識した回答が得られる

効果的なプロンプトの例

  • 「このプロジェクトの構造を説明して」
  • 「app.jsファイルの主な機能は何?」
  • 「このエラーの原因と解決策を教えて」
  • 「このコードをTypeScriptに変換して」

コード生成

  1. 新しいファイルを開くか、既存ファイルに挿入したい場所へカーソルを置く
  2. Ctrl+E(Windows/Linux)またはCmd+E(Mac)を押す
  3. 生成したいコードの説明を自然言語で入力
  4. 生成されたコードを確認し、必要に応じて調整

コード生成のベストプラクティス

  • 具体的に指示する: 「ユーザー認証機能を実装して」より「JWTを使ったRESTful APIのユーザー認証機能をExpressで実装して」の方が良い結果になります
  • コンテキストを提供する: 既存のコードベースやアーキテクチャについての情報を提供する
  • 制約条件を明記する: パフォーマンス要件、互換性、使用すべきライブラリなどを指定する
  • 段階的に生成する: 複雑な機能は一度に生成せず、段階的に指示を出す

コード説明と理解

  1. 理解したいコードを選択
  2. Ctrl+](Windows/Linux)またはCmd+](Mac)を押す
  3. Ask または Manulalを選択
  4. 「Explain this code」を選択

コード理解の活用シーン

  • レガシーコードの把握
  • 他人が書いたコードの理解
  • 複雑なアルゴリズムの解説
  • コードレビュー時の支援

リファクタリング

  1. リファクタリングしたいコードを選択
  2. Ctrl+E(Windows/Linux)またはCmd+E(Mac)を押す
  3. 「Refactor this code」を選択、または具体的なリファクタリング指示を入力

効果的なリファクタリング指示例

  • 「このコードをより読みやすく整理して」
  • 「このクラスを単一責任の原則に従って分割して」
  • 「このコードのパフォーマンスを改善して」
  • 「このコードを関数型プログラミングスタイルに変換して」

デバッグ支援

  1. エラーが発生しているコードを選択
  2. Ctrl+](Windows/Linux)またはCmd+](Mac)を押す
  3. 「Debug this code」または「Fix this error」を選択

デバッグ効率化のコツ

  • エラーメッセージをコピーしてAIに示す
  • 期待する動作と実際の動作の違いを説明する
  • 再現手順を詳細に記述する
  • ログ出力や変数の状態も共有する

効率的なコーディング手法

スニペットの活用

  1. よく使うコードパターンを選択
  2. Ctrl+](Windows/Linux)またはCmd+](Mac)を押す
  3. 「Save as snippet」を選択
  4. 名前とトリガーワードを設定

テンプレート生成

  1. Ctrl+](Windows/Linux)またはCmd+L(Mac)でAIチャットを開く
  2. 「〇〇のテンプレートを作成して」と指示
    • 例:「React Componentのテンプレートを作成して」
    • 例:「APIエンドポイントのテンプレートを作成して」

コード最適化

  1. 最適化したいコードを選択
  2. Ctrl+E(Windows/Linux)またはCmd+E(Mac)を押す
  3. 「Optimize this code」を選択
  4. 最適化の方向性(速度、メモリ使用量、読みやすさなど)を指定

docstring生成

  1. docstringを生成したい関数やクラスを選択
  2. Ctrl+E(Windows/Linux)またはCmd+E(Mac)を押す
  3. 「Document this code」を選択

テスト生成

  1. テストを作成したいコードを選択
  2. Ctrl+](Windows/Linux)またはCmd+](Mac)を押す
  3. 「Generate tests」を選択
  4. テストフレームワーク(Jest、Mocha、pytestなど)を指定

キーボードショートカット

基本設定と検索ショートカット

キー 機能 備考
Ctrl+P クイックオープン(ファイル検索) ファイル名で素早く検索
Ctrl+Shift+P コマンドパレットを開く 全てのコマンドにアクセス可能
Ctrl+K Ctrl+S キーボードショートカット設定を開く ショートカットのカスタマイズ
Ctrl+, ユーザー設定を開く 設定のカスタマイズ

ファイル操作とエディタナビゲーション

キー 機能 備考
Ctrl+0 エディタからファイルエクスプローラーに移動 エディタからファイルエクスプローラーに移動
Ctrl+1, Ctrl+2... 特定のエディタグループに切り替え 分割エディタ間の素早い移動
Ctrl+Tab 次のエディタへ移動 タブ間を移動
Ctrl+W ファイルを閉じる 現在のエディタタブを閉じる
Ctrl+N 新規ファイル作成 無題の新しいファイルを作成
Ctrl+O ファイルを開く ファイル選択ダイアログを表示

コードナビゲーションと移動

キー 機能 備考
Ctrl+Shift+O シンボルに移動 ファイル内のシンボル(関数、クラスなど)に移動
Ctrl+G 指定行に移動 行番号を入力して素早く移動
F8 次のエラーや警告に移動 エラー間をナビゲート
Shift+F8 前のエラーや警告に移動 エラー間を逆方向にナビゲート
Alt+Left 戻る 以前の場所に戻る
Alt+Right 進む 次の場所に進む

コード編集とリファクタリング

キー 機能 備考
Shift+Alt+O インポートを整理 不要なインポートを削除して整理
Shift+Alt+F ドキュメントのフォーマット 全体のコードを整形
F12 定義にジャンプ シンボルの定義にジャンプ
Alt+F12 定義をピークで表示 ポップアップで定義を表示
Ctrl+K F12 定義を横に開く 定義を分割ビューで開く
Shift+F12 参照を表示 シンボルの全ての参照を表示
Shift+Alt+F12 参照を検索 全てのファイルでシンボルの参照を検索
F2 シンボルのリネーム 変数や関数などの名前を一括変更
Ctrl+. クイックフィックス エラー修正候補を表示
Ctrl+Shift+. コードアクションの切り替え 利用可能なコードアクションを表示

UI操作と検索

キー 機能 備考
Ctrl+B サイドバーの表示/非表示 エクスプローラーなどのサイドバーを切り替え
Ctrl+Shift+F ファイル内検索 プロジェクト全体を検索
Ctrl+Shift+H ファイル内置換 プロジェクト全体で置換
Ctrl+Shift+X 拡張機能ビューの表示 拡張機能パネルを開く
Ctrl+Shift+D デバッグビューの表示 デバッグパネルを開く
Ctrl+F 検索 現在のファイル内を検索
F3 次の検索結果に移動 次の一致に移動

デバッグ操作

キー 機能 備考
F5 デバッグの開始/続行 デバッグを開始または続行
Shift+F5 デバッグの停止 実行中のデバッグを停止
Ctrl+Shift+F5 デバッグの再起動 デバッグを再起動
F10 ステップオーバー 現在の行を実行し次の行に進む
F11 ステップイン 関数内にステップイン
Shift+F11 ステップアウト 現在の関数からステップアウト
Ctrl+F10 現在行まで実行 カーソル位置まで実行

カスタムショートカットの設定

  1. 「Settings」→「Keyboard Shortcuts」を開く
  2. 検索ボックスに設定したい機能名を入力
  3. 項目をクリックして新しいキーの組み合わせを入力
  4. 競合がある場合は解消するか別のキーを選択

チーム開発での活用

共有設定の構築

プロジェクト全体で一貫したCursor体験を提供するために:

  1. プロジェクトルートに.cursorディレクトリを作成
  2. 以下のファイルを配置:
    • settings.json: エディタ設定
    • extensions.json: 推奨拡張機能
    • keybindings.json: キーボードショートカット
    • snippets/: カスタムスニペット
// .cursor/settings.json の例
{
  "editor.formatOnSave": true,
  "editor.tabSize": 2,
  "files.insertFinalNewline": true,
  "cursor.ai.provider": "openai",
  "cursor.ai.modelName": "gpt-4"
}

コードレビュー支援

  1. レビュー対象のPRやコミットをチェックアウト
  2. Ctrl+](Windows/Linux)またはCmd+](Mac)でAIチャットを開く
  3. 「このPRの主な変更点を要約して」「セキュリティ問題がないかチェックして」などと指示

ナレッジ共有

  1. 複雑なコードや機能の説明をAIに生成させる
  2. チームのドキュメントやWikiに追加
  3. 新メンバーのオンボーディングに活用

ペアプログラミング

  1. Live Share拡張機能をインストール
  2. 「View」→「Command Palette」→「Live Share: Start Collaboration Session」
  3. 生成されたリンクをチームメンバーと共有
  4. 共同で編集しながらAI機能も活用

パフォーマンス最適化

メモリ使用量の管理

  1. 「Settings」→「Application」→「Performance」を開く
  2. 「Memory Limit」を適切に設定(通常はシステムRAMの半分程度)
  3. 不要なタブやウィンドウを閉じる
  4. 大規模プロジェクトでは「Workspace Trust」を有効にする

キャッシュ管理

  1. 「Help」→「Toggle Developer Tools」を開く
  2. 「Application」タブ→「Storage」→「Clear site data」
  3. 定期的にキャッシュをクリア(月1回程度)

高速化テクニック

  1. 「Settings」→「Text Editor」→「Suggestions」で不要な提案を無効化
  2. 「Settings」→「Extensions」→「Auto Update」を「none」に設定
  3. 大きなプロジェクトでは「Settings」→「Search」→「Follow Symlinks」を無効化
  4. ファイル監視除外設定を追加(node_modules、.gitなど)
// settings.jsonに追加
"files.watcherExclude": {
  "**/.git/**": true,
  "**/node_modules/**": true,
  "**/dist/**": true,
  "**/build/**": true
}

セキュリティ対策

APIキーの保護

  1. API鍵は環境変数または安全な資格情報ストアに保存
  2. .gitignoreに機密情報ファイルを追加
  3. プロジェクト内の.envファイルを適切に管理

データ送信の制御

  1. 「Settings」→「AI」→「Privacy」を開く
  2. 「Data Sharing」オプションを確認
  3. 「Exclude Patterns」に機密情報を含むファイルパターンを追加
// settings.jsonに追加
"cursor.ai.excludePatterns": [
  "**/*.env",
  "**/*.pem",
  "**/credentials/**",
  "**/personal/**"
]

安全なAI操作

  1. クレデンシャルやAPIキーを含むコードブロックはAIに送信しない
  2. データベース接続情報など機密情報を含むファイルはAI分析対象から除外
  3. 本番環境のコードを操作する際は特に注意

コンプライアンス考慮事項

  1. 所属組織のAIツール使用ポリシーを確認
  2. 業界固有の規制(GDPR、HIPAA、PCI DSSなど)に準拠
  3. オフラインモードやエアギャップ環境での代替手段を検討

トラブルシューティング

一般的な問題と解決策

問題 解決策
起動しない 1. タスクマネージャーで既存プロセスを終了
2. 設定ファイルをリセット
3. 再インストール
動作が遅い 1. 不要な拡張機能を無効化
2. メモリ制限を調整
3. キャッシュをクリア
クラッシュする 1. ログを確認(Help→Open Logs Folder)
2. セーフモードで起動(--safe-mode引数を追加)
3. 設定を初期化
AI機能が動作しない 1. インターネット接続を確認
2. APIキーを再設定
3. モデル選択を変更
4. プロキシ設定を確認

ログの確認方法

  1. 「Help」→「Open Logs Folder」を選択
  2. 最新のログファイルを開く
  3. エラーメッセージを確認
  4. 必要に応じてCursorサポートチームに共有

設定リセット

  1. Cursorを完全に終了
  2. 以下のディレクトリを削除または名前変更:
    • Windows: %APPDATA%\Cursor
    • macOS: ~/Library/Application Support/Cursor
    • Linux: ~/.config/Cursor
  3. Cursorを再起動

拡張機能と連携

おすすめ拡張機能

拡張機能 説明
ESLint JavaScript/TypeScriptコード品質チェック
Prettier コードフォーマッタ
GitLens Git履歴と差分の可視化
Docker コンテナ管理と開発
Live Share リアルタイム共同編集
REST Client APIテスト用クライアント
Code Spell Checker スペルチェック

拡張機能管理

  1. 左側のExtensionsアイコンをクリック
  2. 検索ボックスで拡張機能を検索
  3. インストール、無効化、アンインストールボタンで管理
  4. 設定アイコンから拡張機能ごとの詳細設定にアクセス

外部ツールとの連携

ターミナルとの統合

  1. Ctrl+`(Windows/Linux)またはCmd+`(Mac)でターミナルパネルを開く
  2. ドロップダウンメニューから使用するシェルを選択
  3. ターミナルでの操作をAIチャットで質問可能

デバッガーとの連携

  1. 「Run」→「Add Configuration」でデバッグ設定を追加
  2. launch.jsonを編集して環境に合わせたデバッグ設定
  3. ブレークポイントを設定し「Run」→「Start Debugging」で開始
  4. 変数情報やコールスタックをAIに説明させることも可能

Docker連携

  1. Docker拡張機能をインストール
  2. 左側のDockerアイコンからコンテナ/イメージを管理
  3. Dockerfiledocker-compose.ymlを右クリックして操作

アップデートと将来展望

アップデート管理

  1. 「Help」→「Check for Updates」で最新版を確認
  2. 自動更新設定は「Settings」→「Application」→「Update」で調整
  3. リリースノートはCursor公式ブログで確認

最新機能の追跡

  1. Cursor Discordに参加
  2. Cursor GitHubをフォロー
  3. Cursor Twitterをフォロー

ロードマップ

Cursorは活発に開発が進められており、以下の機能が計画されています:

  • より高度なAIモデルとの統合
  • コラボレーション機能の強化
  • 言語特化型の補助機能
  • パフォーマンス最適化
  • モバイル対応

最新の開発状況は公式サイトで確認してください。

結論

Cursorは従来のコードエディタの利便性と最新のAI技術を組み合わせた革新的なツールです。本ガイドで紹介したベストプラクティスを活用することで、開発効率を大幅に向上させることができます。

AIの支援を受けながらも、最終的な判断は開発者自身が行うことが重要です。AIは強力なツールですが、コードの品質、セキュリティ、倫理的配慮は常に人間の責任であることを忘れないでください。

Cursorを使いこなし、より生産的で創造的な開発体験を実現しましょう。

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