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[Processing×Java] 変数の使いかた

Last updated at Posted at 2020-06-30

この記事はプログラムの構造をProcessingを通じて理解していくための記事です。
今回は変数について書いていきます。

スクリーンショット 2020-06-30 15.13.15.png

目次
0.変数とは何か
1.変数の種類
2.変数を使ったプログラムの例

0.変数とは何か

変数はデータをいれる箱のようなもの。

variable00.java
//変数aに5を代入する。
int a = 5;
//変数bに10を代入する。
int b = 10;

//a + b の結果を表示する。
println(a + b);
15

注意:
Javaで変数を使うときは、その変数がどんな種類なのかを指定する必要がある。
NG : a = 5
OK : int a = 5

種類には整数を表すint,浮動小数点数を表すfloat,文字列を表すString、色を表すcolorなどがある。
参考記事:
図で理解するJavaの参照

Point:
プログラムでは、イコール記号(=)は、代入を示す。
左向きの矢印だと考えるとわかりやすい(かも)。

int a ⬅︎ 5

1.変数の種類

変数には Built-in variables  と User-defined variables  がある。

variable01.java
size(600,400);
rect(0,0,width-100,height-100);

ex01.png

Point : Built-in variables
あらかじめ用意されている変数。
width(=画面の横幅),height(=画面の縦幅),mouseX(=マウスのX座標),mouseY(=マウスのY座標)...など。

この場合、
width = 600
height = 400
を自分で定義しなくても使える。ラッキー!

Point : User-defined variables
自分で定義して使う変数。
使用方法:①宣言→②初期設定→③使用

使用方法(例)
宣言(こんな変数使おうと思ってます!)
int a;
初期設定(この変数はこんな値にしときます!)
a = 10;
使用(それじゃあ使います...!)
println(a);

※宣言と初期設定は同時にできる
(例)
int a = 5;

2.変数を使ったプログラムの例

◯mouseX,mouseYを使ったプログラム
variable02.java
//プログラムが始まった時に1回だけ実行される。
void setup(){
//画面の大きさを決める
  size(600,400);
}

//無限ループ
void draw(){
//マウスの場所によって、四角形の面積が変わる。
  rect(0,0,mouseX,mouseY);
}

スクリーンショット 2020-06-30 15.16.08.png

Point : 
setup() は{}の中の処理を1回のみ繰り返す。(初期設定みたいなもの)
draw() は{}の中の処理を無限に繰り返す。(無限ループ)

rect(四角形の左上端のX座標、四角形の左上端のY座標、横の辺の長さ、縦の辺の長さ);

◯mouseX,mouseYを使ったプログラム②
variable03.java
//最初に1回だけ繰り返す
void setup(){
//画面の大きさを決める
  size(510,510);
}
//無限ループ
void draw(){
  //淵を描かない
  noStroke();
  //図形の中を何色で塗るか決める→(R,G,B)
  fill(mouseX/2,mouseY/2,255);
  //円の中心の座標と横幅、縦幅をきめる。
  ellipse(mouseX,mouseY,30,30);
}

スクリーンショット 2020-06-30 15.13.15.png

◯自分で変数を定義して、円を横に移動させるプログラム
variable04.java
//float型の変数xposを定義する。
//xのポジションを表す変数。
float xpos = 0;

void setup(){
  size(510,200);
  background(0);
}

void draw(){
  //円の中は塗りつぶさない。
  noFill();
  stroke(100,230,random(180,255));
  //円のx座標はxposによって決まる。
  //円の大きさはランダムにする。
  ellipse(xpos,height/2,random(100),random(100));
  //xposを10ずつ増やしていく。
  xpos += 10;

}

スクリーンショット 2020-07-02 9.20.22.png

◯自分で変数を定義して、円を横に移動させるプログラム②
variable04.java
//float型の変数xposを定義する。
//xのポジションを表す変数。
float xpos = 0;

void setup(){
  size(510,200);
}

void draw(){
  //ループの度に、背景を塗り直してみる。
  background(0);
  //円の中は塗りつぶさない。
  noFill();
  stroke(100,230,random(180,255));
  //円のx座標はxposによって決まる。
  //円の大きさはランダムにする。
  ellipse(xpos,height/2,random(100),random(100));
  //xposを10ずつ増やしていく。
  xpos += 10;

  //円が画面から飛び出したらまた左から出てくるようにする。
  if(xpos > width){
    xpos = 0;
  }
}

ezgif.com-gif-maker (1).gif

最後に

読んでいただきありがとうございました。
より良い記事にしていくために御意見、ご指摘のほどよろしくお願いいたします。

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