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Flourishでデータビジュアライゼーションをさくっとやってみた

Last updated at Posted at 2019-12-29

はじめに

NoCodeでデータのビジュアライゼーションがさくっとできるサービスFlourishを使ってみました。
筆者は、データラーニングギルドというオンラインサロンに所属しています。この取り組みは、サロン内のビジュアライゼーションコンペに出す作品を作るための勉強の一環です。
せっかくなので、簡単ではありますが、ノウハウを共有したいと思います。
もっとスマートなやり方がありましたら、是非コメントにてご指摘ください。

コンペ作品

目次

  1. 最終成果物イメージ
  2. 元データの取得
  3. データの整形 json > csv
  4. 整形済みデータのアップロード
  5. 各種設定@Flourish
  6. 最終成果物(再掲)

1. 最終成果物イメージ

output.gif
source : https://www.tiobe.com/tiobe-index/
made by : https://flourish.studio/

2. 元データの取得

TIOBE IndexページのTIOBE Programming Community Index という📈のデータを使います。

cap1.png

ソースを表示してJSON形式のデータを表示、コピーして手元のファイルに保存します

cap2.png

3. データの整形 json > csv

3.1. 整形後のイメージを確認

今回はFlourishのBar chart raceというテンプレートを使います。
入力データはラベル群と各ラベルに対応するシーケンシャルなデータです。
具体的には、以下のようなスプレッドシートを入力データとして作ります。

Label Values0 Values1 Values2 ...
Java 26.2 25.3 24.3 ...
C 19.4 19.5 20.1 ...
Python 1.25 1.13 1.19 ...
... ... ... ... ...
  • Col0 : Label
    • 一つ一つのBarchartの名前、今回で言えばプログラミング言語
  • Col1toN : ValuesN
    • 各Barchartのシーケンシャルなデータ、今回で言えばランキング発表時のコミュニティのスコア値
    • カラム名がグラフエリアの右下に表示される仕様なので、私は ランキング発表時の日付(YYYY/MM/DD)をカラム名にしました

3.2. 整形作業(もっとスマートにしたい)

整形後のイメージができたので、先ほど取得したデータ列を整形していきます。泥臭いですが、エディタの置換機能を使って、以下のようなJSONファイルにしました。

[
  {
    "name": "Java",
    "data": {
      "2001/5/30": 26.2,
      "2001/6/30": 25.3,
      "...": ...
    }
  },
  {
    "name": "C",
    "data": {
      "2001/5/30": 19.4,
      "2001/6/30": 19.5,
      "...": ...
    }
  }
]

こちらの変換ツールに作成したJSONをコピーして、CSV形式のデータ作成が完了します。

cap3.png

4. 整形済みデータのアップロード

Flourishのダッシュボードを表示して、New Visualization をクリックします。

image.png

たくさんのテンプレートが表示されると思うので、その中から
Bar chart race を選択します。

image.png

まず、デモ用のグラフが表示されると思います。
グラフエリア上部に "Preview/Data" という箇所のDataを選択してください。

すると、スプレッドシートが表示されるはずです。

image.png

基本的には、

  1. スプレッドシートの修正(ブラウザ上で入力 or ローカルデータをアップロード)
  2. 可視化するカラムの選択(画面右側Select columns to visualize

二つの作業を行うだけです。

今回は、手元に作成したCSVファイルをアップロードすることにします。
スプレッドシートの右上の Upload data file より先ほど作成したCSVをアップロードします。

5. 各種設定@Flourish

5.1. 可視化するカラムの選択

前章2で説明した作業を行います。
結論、下記のように設定すれば良いです。

image.png

  • Label
    • グラフのラベル
    • 今回は各プログラミング言語名を記載したA列を選択
  • Values
    • グラフ化するデータそのもの
    • 今回は各プログラミングコミュニティのスコア値(2001/05/30-2019/11/06)を記載したB〜HL列を選択
  • Categories(optional)
    • グラフのカテゴリ(Labelより一段階上の分類 1カテゴリに複数のLabelが所属可能)
    • Bar chart raceではカテゴリごとにグラフの色が変わります
    • 今回はラベルと同一のA列を選択しましたが、「frontend/backend/embeded」「static typing/dynamic typing」など言語のカテゴリ分けを行ってみるのも面白いかもしれません
  • Image(optional)
    • グラフごとに設定できるアイコン
    • 今回は設定してません。各プログラミング言語のロゴを表示すると、ぱっと見でわかりやすいグラフになるでしょう

6. 最終成果物(再掲)

ここまでやれば、完了です。
スプレッドシート上部の Preview を選択してBar chart raceを表示してみましょう。

output.gif

以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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