はじめに
この記事は、WebRTCもくもく会 at ヒカリエ の発表用です。
手動シグナリング
- WebRTCではP2P通信を始めるために手続きが必要
- Offer SDP / Answer SDP を交換
- この過程がシグナリング
- 手動で行うことも可能
SDPを手で変更してみる
- 推奨されていないが、SDPを直接編集することで、通信の条件を変更できる
- 将来的には、SDPを触らずに、パラメータ指定で変えられるようになるはず
- デモページ
- 手順
- Offer側
- createOffer
- Offer SDP編集
- setLocalDescription
- Offer SDPを送信(コピー)
- Answer側
- Offer SDPを受信 (ペースト)
- setRemoteDescription
- createAnswer
- Answer SDP編集
- setLocalDescription
- Anwser SDPを送信(コピー)
- Offer側
- Answer SDPを受信 (ペースト)
- setRemoteDescription
- Offer側
VP9を使う
- Chorme と Firefox で
- デフォルトの映像コーデックはVP8
- これをVP9に変更してみる
m=video 9 UDP/TLS/RTP/SAVPF 100 101 107 116 117 96 97 99 98
↓ 優先を101(VP9)に変更する
m=video 9 UDP/TLS/RTP/SAVPF 101 100 107 116 117 96 97 99 98
-
chrome://webrtc-internals で確認
- ssrc_xxxxxx_send (ssrc)
- googCodecName
- ssrc_xxxxxx_send (ssrc)
bandwidth を制限する
- Chrome と Chrome
- デフォルトでは 2Mbps ぐらいまで上がる
a=mid:video
↓ 制限を付け加える(Videoを500kbpsに)
a=mid:video
b=AS:500