はじめに
この記事は、先日11/26(土)に開催されたオンラインカンファレンス JSConf JP 2022 でLT登壇した際の紆余曲折です。
情報量は無くて、ただの日記のようなものです。
モチベーション曲線
応募を考え始めてから、当日発表が終わるままでのモチベーション曲線を描いてみました。
振り返ってみると浮き沈みが大きい2か月でした。
時系列と気持ちの変遷
10点満点で気持ちの変遷を残してみました。
LT応募まで
- (1) 応募検討中 ... 3点
- コロナ禍になってからイベントでの発表はしていなかったのですが、そろそろ何かのイベントで発表したいと考えていた
- 東京Node学園祭の頃から何度もお邪魔しているJSConf.jpは、自分にとって思い入れのある(かつ、心理的ハードルが低い)イベントなので、今年こそ何か応募してみたい
- (2) bunを知った時 ... 5点
- Node学園 40限目で会長(古川さん)の話を聞いて面白そうと興味を持った
- 何かネタになるかわからないが、bunを触ってみようと考えた
- 最初は、FFI絡みで何か発表できないか? と考えていた
- (3) WebSocketがすんなり動かなかった時 ... 6点
- Node.jsでもWebSocketやSocket.IOをよく使っていたこともあり、bunでもWebSocketサーバーを立ててみようと考えた
- 最初に作ったエコーサーバー/クライアントがなぜか動かなかった
- 困惑すると同時に、「これはネタになるのでは?」とちょっとワクワクしてきた
- (4) WebSocketが何とか動くようになった時 ... 7点
- bun付属のベンチマークコードと比較しながら、動かない原因を特定
- 回避策を捻り出して、なんとか動くようになった
- (5) LTに応募した時 ... 8点
- 「これでLTのネタになる!」と喜び勇んでLTに応募
- 流行りに乗った感が大きいが、それもありと考えた
久しぶりのイベントでの発表に向けて、けっこう前向きな状態でした。
LT採択まで
- (6) 見つけたTips(回避策)が、ごく限定されたケースでのに有効とわかった時 ... 3/10
- 回避策は Bunサーバー - Bunクライアントの組み合わせだけで必要なことが判明
- Node.jsとの組み合わせや、より一般的なブラウザとの組み合わせでは不要と判明
- つまり、ほとんど役に立たないTipsだと気がついた
- がっかりしたが、まあ採択はされないだろうと思い、気にしないことにした
- (7) LTに採択された時 ... -3点
- やばい、やばい
- なんで応募しちゃったのかなー。メチャクチャ後悔
余計な事しなければよかったと、めちゃくちゃ後悔して落ち込んでいました。
資料作成中
- (8) 発表内容悩み中 ... 1点
- せっかく採用されたので、Bun関連で何か話を組み立てようと開き直る
- BunでWebSocketを使っている例は少なそうなので、その周辺で調べてみよう
- あとは内容の薄さをカーバするために、英語&日本語の両方で話せば、2倍時間が使えそう
- (9) 雑学集と割り切った時 ... 4点
- サンプルコードやベンチマークテストのコードを読み、ネタを集める
- 実装コード(Zig)はあまり分からないけど、ラッパーやPolyfillのtsコードなら読めそう
- (10) 雑学が集まった時 ... 6点
- いくつか細かい雑学的な内容が集まったので、なんとかなるかも
- (11) 資料作成中 ... 4点
- 気を取り直して発表資料を作ってみるが、英語&日本語はめんどくさい
- 意外と話す時間も足りなくなりそうだし、日本語だけにしちゃおうかと迷う
- (12) 資料ができた時 ... 7点
- なんとか完成
- 英語7割、日本語3割ぐらいの配分で話せばちょうど良さそう
- これで乗り切れるかも
当たって砕けろの精神で、なんとかこぎつけました。
イベント当日
- (13) 当日 ... 5点
- 落ち着かない
- 盛大にやらかしても、LTなのでヨシ、と開き直ろう(と自分に言い聞かせる)
- (14) 発表後 ... 10点
- 終わったー!
ごく一部の人には興味をもってもらえたようです。終わったのでヨシ!
終わりに
アップダウンが激しかったけど、終わってみれば楽しいイベントでした。主催者の皆さんと、参加者の皆さん、どうもありがとうございました! (スポンサーの皆さんもありがとうございます)