はじめに
この記事は、コミュニケーション Advent Calendar 2016 5日目の記事です。
常にそこにいろ
この言葉は WEB+DB PRESS Vol.95 の @higeponさんのコラム 継続は力なり ── 大器晩成エンジニアを目指して 第3回のタイトルです。
詳しくは書籍またはもう少ししたら閲覧できるwebページで読んでもらいたいですが、自分なりの「常にそこにいろ」の解釈は**『当事者意識を持って素早いレスポンスを』** です。
higeponさんのこのコラムがとても刺さったので、自分が取り組んでいることを各場面ごとにまとめておきます。
チャット
ある程度人数がいるチャンネルで発信があった時に、周りから反応がないと「ちゃんと読んでくれたかな?」「会話のテンポが早くて流されちゃったかな?」と送った人が不安になります。
「常にそこにいる」ために、必ずすぐレスポンスしましょう。
ただ人間なので文章を打つのが面倒な時や、忙しくてきちんとした返事ができない場合もあるでしょう。
自分はそういう時には、読んだよという意味を込めて :eyes:
のリアクションをします。
絵文字でもリアクションがあるだけで、送った人の心理的な不安を解消できるはずです。
コードレビュー
これも同じく「常にそこにいる」ために、すぐレビューしましょう。
レビュイーがレビューを待っている間が短ければ短いほど、スピード感がある開発が可能になります。
この素早いコードレビューのためには、PRの粒度が大きくなりすぎないことが大事になります。
またこの逆で素早いコードレビューを怠ると、せっかくPR出しても先に進めないと思われてしまいPRの粒度がどんどん大きくなっていきがちです。
レビュアー・レビュイーお互いが「常にそこにいる」意識を持つことが大事になってきます。
チケット管理
JIRAなどのチケット管理において「常にそこにいる」ためには、チケットの状態を常に最新に保つようにしましょう。
同僚やPMがカンバンを見ただけで、自分の進捗を把握できるようになっているのがベストです。
アンチパターンとしては、以下のようなものがあります。
- [Todo], [Progress], [Done]の状態を更新しない
- チケットの粒度が大きすぎて、[Progress]だけど進捗が測れない
こまめな更新と適切なチケット分割を心がけましょう。
エラー検知
Sentryなどのエラートラッキングにおいて「常にそこにいる」ためには、一次対応を率先してやりましょう。
一次対応で「原因の切り分け」や「優先度」を判断した後は、事情が詳しい人にバグフィックスをお願いしたり、バックログに積むでもOKです。
エラー発生という緊急事態の際に、「常にそこにいる」ことが大事です。
おわりに
「常にそこにいろ」の実践はここで書いたようなオンラインコミュニケーションだけではなくて、オフラインでも当てはまります。
- 開発の途中でも話しかけられたら、後回しにせず返事をする
- そもそも話かけづらい雰囲気を作らない
- etc.
ただ僕はオフラインコミュニケーションが得意ではないので、ここでは割愛します...
この後のコミュニケーション Advent Calendar 2016でオフラインTipsが紹介されることを期待して待ってます!