i3 Window Managerによるデスクトップ環境構築

個人のメモレベルの内容なので，有用な情報は少ないと思います．

• インストール方法や基本操作については，Googleなどで検索すると見つかるページを見てください
• 設定ファイルの詳細についてはユーザーマニュアルを見てください

便利な設定などありましたら，コメントしていただけるとありがたいです．

GitHub

• https://github.com/masnagam/i3-config

基本方針

• 極力キーボードだけで操作できること
  • 現在はやっていませんが，xdotoolで動かせるようなのでそのうち試してみたいと思っています

キーバインディング

私は普段Emacsを使っているため，AltキーやWinキーはそれほど使いません（少し遠くて押しにくいですし．．）．可能な限りCtrlを使いたかったので少し特殊なキーバインディングになっています．

• "default"バインディングモードにはほとんどキーバインディングがありません
  • Ctrlを多用するので，他のアプリのキーバインディングとかぶってしまうことを避けるためです
• たまたまC-RETがEmacsで未割り当てになっていたので，これを使っています
  • WindowsやmacOSではランチャー起動に使っていました
• いちいち"default"バインディングモードに戻ると複数回操作するのが大変なので，極力バインディグモードを変えないようにしてあります
  • Rofiを起動したときなど，キー入力で意図しないウィンドウ操作が発生するのを避ける必要がある場合は，バインディングモードを"default"に戻します
• 基本的には，バインディングモードを変更するキーバインディングにはC-プレフィックス，それ以外はC-プレフィックスなしを割り当てています

C-プレフィックスを使っていますが，操作性はEmacsのdiredやviに近いと思います．

自動起動

dexとi3 execコマンドを併用しています．

Chromeも自動起動したかったのですが，i3 execコマンドでは指定したワークスペース上で起動できないときがあるため，必要なときに手動起動するようにしました．

多分，マルチプロセスアーキテクチャーの関係で，ウィンドウが生成される前にi3 execコマンドの実行が終了してしまうためだと推測しています．適当な値でsleepするだけでいいかもしれませんが，設定ファイルが特定の環境に依存するのは好ましくないため，そのような記述は避けています．