Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

This article is a Private article. Only a writer and users who know the URL can access it.
Please change open range to public in publish setting if you want to share this article with other users.

More than 3 years have passed since last update.

Pythonデータ解析お百度参り29:偏回帰係数と線形重回帰

Last updated at Posted at 2020-06-23

線形重回帰

線形単回帰が、1つの目的変数を1つの説明変数で予測したのに対し、線形重回帰は1つの目的変数を複数の説明変数で予測しようというものです。

偏回帰係数

重回帰式における偏回帰係数は、他の説明変数が一定という条件で各説明変数が1だけ変化した時に目的変数がいくつ変化するかを表す値です。

説明変数が $a$ $b$ の2種類であるとき、説明変数 $a$ と 目的変数 $y$ の間の偏回帰係数 $w_{ay}$ は

$$ w_{ay} = \frac{\sigma_y(r_{ay} - r_{by} r_{ab})}{\sigma_a(1 - r_{ab}^2)}$$

ただし $\sigma$ を標準偏差、 $r$ を相関係数とします。

切片

説明変数が $a$ $b$ の2種類であるとき、その $y$ 切片 $t$ は

$$ t = \mu_y - w_{ay} \mu_a - w_{by} \mu_b$$

ただし $w$ を偏回帰係数、$\mu$ を平均であるとします。

アヤメのデータ

次の「アヤメのデータ」を用いて、以下の課題に取り組んでください。アヤメのデータには、 Sepal.Length Sepal.Width Petal.Length Petal.Width Species などのカラム(列)があります。

課題29:偏回帰係数と線形重回帰

以下の手順を参考に、2つの説明変数 $x_1$, $x_2$ から目的変数 $y$ を線形重回帰するプログラムを作成し、Sepal.WidthPetal.Length から Sepal.Length を得る線形重回帰式を求めてください。

# b の影響を除いた、a と y の偏回帰係数 partial regression coefficient を求める関数を作ろう
def partial_regression(B, A, Y):

# 定数 w1 = (x2 の影響を除いた、x1 と y の偏回帰係数)
w1 = partial_regression(X2, X1, Y)
# 定数 w2 = (x1 の影響を除いた、x2 と y の偏回帰係数)
w2 = partial_regression(X1, X2, Y)
# 定数 t = yの平均 - w1*「x1の平均」 - w2*「x2の平均」
# 回帰直線の式を表示
print("y = f(x) = {0} X1 + {1} X2 + {2}".format(w1, w2, t))

課題提出方法

  • 基本的にGoogle Colaboratoryを用いてプログラミングしてください。どうしても Google Colaboratory を用いることができない場合のみ、Jupyter Notebook または Jupyter Lab を用いてください。

  • 課題1つごとに、ノートブックを新規作成してください。1つのノートブックで複数の課題を解かないでください。

  • ノートブックを新規作成すると「Untitled.ipynb」のような名前になりますが、それを「学籍番号・氏名・課題番号」のような名前に変更してください。

  • 質問・感想・要望などございましたらぜひ書き込んでください。

  • もし課題を解くにあたって参考になったウェブサイトがあれば、それについても触れてください。

  • 課題を計算し終わった ipynb ファイルを提出するときは、指定したメールアドレスに Google Drive で共有する形で授業担当者に提出してください。


0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?