Excelの 便利関数 備忘録 (575) - 上級編
user:
ChatGPT先生、先日はエクセル関数の初級編・中級編について教えていただき、ありがとうございました。今日は、上級編として、次の10個の関数について教えてください。
OFFSET():特定の参照から相対的な位置にあるセルを参照する。
CHOOSE():リストから特定の項目を選択する。
INDIRECT():文字列をセル参照として扱う。
ARRAYFORMULA():配列の計算を可能にする。
SUMPRODUCT():複数の配列の要素毎の積の合計を計算する。
IFERROR():エラーの場合に、特定の値を返すよう指定する。
RANK():値の順位を返す。
GETPIVOTDATA():ピボットテーブルからデータを取得する。
HYPERLINK():リンクを作成する。
DATEDIF():2つの日付の間隔を日数、月数、年数で返す。
assistant:
おおきに、あんたにエクセル関数の上級編について教えられるのはうちも嬉しいで。ここでは、それぞれの関数の基本的な用途と使い方を簡単に説明するわ。
-
OFFSET()
: この関数は特定のセルから指定した行と列の数だけ離れたセルを参照するんや。たとえばOFFSET(A1, 1, 1)
はA1
から1行1列ずれたB2
セルを参照するんや。 -
CHOOSE()
: この関数を使えば、選択肢の中から指定した順番の値を取り出すことができるんや。例えばCHOOSE(2, "apple", "banana", "cherry")
は二番目の項目であるbanana
を返すわ。 -
INDIRECT()
: 文字列をセルの参照として扱う関数や。INDIRECT("A1")
とすると、A1
セルの内容を参照するわ。 -
ARRAYFORMULA()
: 一度に複数のセルの計算を実行する関数や。通常の関数と違い、範囲を指定してその全体に対する計算結果を一挙に出力することができる。 -
SUMPRODUCT()
: 配列同士の対応する要素の積の総和を計算する関数や。SUMPRODUCT((B2:B5, C2:C5)
はB2*B3
,B3*C3
…のように対応する要素同士を掛け合わせ、その総和を計算するわ。 -
IFERROR()
: 計算結果がエラーになった場合に、指定した値を返す関数や。IFERROR(A1/B1, "エラー")
にすると、A1
をB1
で割る計算がエラーになると「エラー」を返すんや。 -
RANK()
: 値がデータセット内で何番目に大きいか(もしくは小さいか)を調べる関数や。RANK(A1, A2:A10)
はA2:A10
範囲内のデータとA1
の値を比較して、「A1」が何位かを出力するわ。 -
GETPIVOTDATA()
: ピボットテーブルから特定のデータを抽出する関数や。「GETPIVOTDATA("Sale",A1,"Year",2020,"Month","Jul")」は、ピボットテーブルの左上がA1
のピボットテーブルから、"Sale"のデータを"Year"が2020で、"Month"が"Jul"の値を抽出するな。 -
HYPERLINK()
: リンクを挿入するための関数や。「HYPERLINK("http://www.google.com", "Googleを検索")」と入力すると、そのセルに"Googleを検索"という名前のリンクが表示され、クリックするとGoogleのホームページが開くわ。 -
DATEDIF()
: 2つの日付の間隔を日数、月数、年数で返す関数や。DATEDIF(B1, B2, "D")
とすると、B1
とB2
の日付の間隔を日数で返すんや。
以上があんたが尋ねた関数や。うちは可能な限り詳しく説明したつもりやけど、細かい挙動や具体的な使い方については、それぞれの関数で試験してみるといいわ。何か質問があったら遠慮なく聞いてな。
OFFSET(): この関数は特定のセルから指定した行と列の数だけ離れたセルを参照するんや
user:
ありがとうございます。では、エクセル関数 上級編の
OFFSET(): この関数は特定のセルから指定した行と列の数だけ離れたセルを参照するんや。たとえばOFFSET(A1, 1, 1)はA1から1行1列ずれたB2セルを参照するんや。
これについて詳しく教えてください。
assistant:
おおきに、OFFSET()関数について詳しく説明するわ。
OFFSET()関数は、指定した基準セルから特定の行と列の距離だけ離れたセルを参照する関数なんや。関数の形式は次の通りや。
=OFFSET(reference, rows, cols, [height], [width])
reference
は、基準となる参照セルや。rows
とcols
はその基準からの行と列の距離で、height
とwidth
は取り出す範囲の数(オプション)や。
例えば OFFSET(A1,2,3)
はA1から2行下で3列右にあるセル、つまりD3を参照するわ。また、OFFSET(A1,2,3,1,1)
もD3セルを参照するけど、height
とwidth
を指定することで範囲指定も可能で、OFFSET(A1,0,0,3,3)
とすると最初のセルから2行2列までの範囲、つまりA1からC3までの範囲を参照するな。
つまり、この関数を理解すれば、相対的な位置関係にあるセルや範囲を柔軟に指定できるわけや。エクセルの高度なテクニックを学ぶうえで重要な道具となるで。
詳しくは自分で色々試してみてな。何か問題があったら何でも聞いてくれ。
user:
ありがとうございます。これに関してFAQなどありましたら詳しく教えてもらえませんか?
assistant:
うちも喜んで教えてあげるで、OFFSET()関数に関してよくある質問をいくつか紹介するわ。
-
Q: OFFSET()関数で参照できるセルの範囲はどれぐらいなんや?
A: OFFSET()関数で参照できるのは同じワークシート内のセルのみやで。ほかのワークシートやワークブックのセルを直接参照することはできへんで。 -
Q: OFFSET()関数は新しいセルを生成するんか?
A: いや、OFFSET()関数自体が新しいセルを生成するわけではないんや。既存のセルを参照するための関数やからな。 -
Q: OFFSET()関数は元のデータを変更するんか?
A: いや、OFFSET()関数はセルの値を変更しないわ。あくまで指定した位置のセルを参照するだけで、その内容を変更したりはせん。 -
Q: OFFSET()関数って計算速度に影響するんか?
A: OFFSET()関数は、ボラティル(揮発性)の関数や。それは、エクセルが計算を必要とするたびに再計算され、大量のOFFSET()関数が使用されてるとエクセルのパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があるんや。
以上が、OFFSET()関数に関するよくある質問や。ほんまはもっと詳しく説明したい気持ちはあるけど、とりあえずこれで概要は理解できたやろうか?いつでもどんな質問でも受け付けてるから気軽に聞いてほしいわ。
CHOOSE(): この関数を使えば、選択肢の中から指定した順番の値を取り出すことができるんや
user:
ありがとうございます。では、エクセル関数 上級編の
CHOOSE(): この関数を使えば、選択肢の中から指定した順番の値を取り出すことができるんや。例えばCHOOSE(2, "apple", "banana", "cherry") は二番目の項目であるbananaを返すわ。
これについて詳しく教えてください。
assistant:
おおきに、CHOOSE()関数について詳しく説明するで。
CHOOSE()関数は、複数の値やアクションから一つを選択する関数や。この関数は、指定したインデックス番号に応じて処理を分岐したり、特定の値を取得する場面でよく使われるんや。
関数の形式はこんな感じや:
=CHOOSE(index_num, value1, [value2], ...)
index_num
は、選択したい値の位置(つまり、個々の値に振られた番号)や。後に続くvalue1
, value2
, ... は選択肢の値や。インデックス番号は1から始めて、最大で254までの値や。
例えば、=CHOOSE(2, "apple", "banana", "cherry")
とすると、二番目の値である"banana"を選択して返すで。
また、計算結果やセルの値を取り出すのにも使えるんや。例えば=CHOOSE(1, A1, A2, A3)
とすると、A1
セルの値を返すようになるわ。ここで1を2や3にすると、それぞれA2
やA3
の値を返すことになるんや。
以上がCHOOSE()関数の大まかな説明や。実際の動作を理解するには、エクセルで試しに使ってみるといいんや。わからんことがあれば何でも聞いてきてな。
user:
ありがとうございます。これに関してFAQなどありましたら詳しく教えてもらえませんか?
assistant:
もちろんやで、CHOOSE()関数に関してよくある質問をいくつかピックアップしてみるわ。
-
Q: CHOOSE()関数の'llex_num'は何番まで指定できるんや?
A: 'flex_num'は1から254までの値を指定できるんや。ゼロや負の値、または255以上の値を指定するとエラーになるで。 -
Q: CHOOSE()関数で指定した値がエラー値だったらどうなるんや?
A: CHOOSE()関数で指定した値がエラー値(たとえば除算エラーや参照エラーなど)だった場合、そのエラー値がそのまま結果として返されるわ。 -
Q: CHOOSE()関数の値を動的に変更することはできるんや?
A: そうや、'flex_num'には数式やセル参照を指定することも可能や。これにより動的に値を選択することができるんや。 -
Q: CHOOSE()関数は文字列だけやなく、範囲や配列も指定できるんか?
A: そうや、CHOOSE()関数は値に文字列だけやなく、範囲や配列も指定することができるんや。
以上が、CHOOSE()関数についてのよくある質問や。化かすつもりはないけど、少々訳があるかもしれへんから、何かあったらどんどん言ってくれ。エクセル関数の一角を照らし出すのがうちの役割やからな。
INDIRECT(): 文字列をセルの参照として扱う関数や
user:
ありがとうございます。では、エクセル関数 上級編の
INDIRECT(): 文字列をセルの参照として扱う関数や。INDIRECT("A1")とすると、A1セルの内容を参照するわ。
これについて詳しく教えてください。
assistant:
おおきに、うちがINDIRECT()関数について教えるで。
INDIRECT()関数は、文字列をセル参照として扱う関数や。この関数を使うと、文字列をセルアドレスとして解釈し、そのセルへの参照を作ることができるわ。
関数の形式はこんな風になるわ:
=INDIRECT(ref_text, [a1])
ref_text
は、セルのアドレスを表す文字列や。a1
はオプションの引数で、アドレスのスタイルを指定するわ。TRUEもしくは省略された場合はA1スタイル(例えば"B3")やが、FALSEの場合はR1C1スタイル(例えば"R3C2")になるんや。
例えば、=INDIRECT("A1")
とすると、"A1"という文字列をセルアドレスとして解釈してA1セルを参照するわ。そして、そのセルの値を返すで。
また、=INDIRECT("B" & ROW())
という風に計算結果を文字列に組み込んでセルアドレスをつくることもできるわ。この関数はROW()関数で取得した行番号を"B"に結合して、"B1"、"B2"といった文字列を動的につくりあげるわ。
ただし、INDIRECT()関数はひとつ注意点があるで。それは、この関数がボラティルな関数である、ということや。これは、エクセルが再計算を行うたびにINDIRECT()関数も再計算される、という意味や。つまり、大量にINDIRECT()関数を使うと、パフォーマンスに影響を及ぼす可能性があるわけや。
以上がINDIRECT()関数の使い方や。なお、INDIRECT()関数は比較的高度な関数やけど、応用範囲は広いわ。適切に使うとエクセル作業をぐっと楽にすることもできるんやで。肝心どころはちゃんと理解しといたほうがいいやろな。
user:
ありがとうございます。これに関してFAQなどありましたら詳しく教えてもらえませんか?
assistant:
おおきに、INDIRECT()関数についてよくある質問をいくつか紹介するわ。
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Q: INDIRECT()関数は他のワークシートやワークブックのセルを参照できるんや?
A: そうやで、INDIRECT()関数を使えば他のワークシートやワークブックのセルを参照することも可能や。ただし、他のワークブックのセルを参照する場合は、そのワークブックが開いていることが必要やで。 -
Q: INDIRECT()関数に名前範囲を使うことはできるんか?
A: そうや、INDIRECT()関数には名前範囲も使えるんや。もしA1セルに"myRange"という名前をつけて、それをINDIRECT("myRange")として使うと、"myRange"という名前を持つA1セルを参照することができる。 -
Q: INDIRECT()関数はボラティルな関数とは何や?
A: ボラティルな関数とは、エクセルが再計算を行うたびにその関数も再計算される関数を指すわ。だから、INDIRECT()関数が使われているエクセルのパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があるんや。
以上が、INDIRECT()関数に関するよくある質問や。さらに詳しい情報が必要やったら追加で質問してほしいで。エクセル関数の深~い世界を一緒に探るのはうちにとっても楽しみなことやからな。
ARRAYFORMULA(): 一度に複数のセルの計算を実行する関数や
user:
ありがとうございます。では、エクセル関数 上級編の
ARRAYFORMULA(): 一度に複数のセルの計算を実行する関数や。通常の関数と違い、範囲を指定してその全体に対する計算結果を一挙に出力することができる。
これについて詳しく教えてください。
assistant:
おおきに、ARRAYFORMULA()関数について説明するわ。
ARRAYFORMULA()関数は、主にGoogleのスプレッドシートで使われるんや。Excel自体にはこの関数はないけど、同様の機能は配列計算やCSE(Ctrl+Shift+Enter)を使って実行することができるんや。
ARRAYFORMULA()関数は、一度に複数のセルを計算するための関数や。通常、エクセルやスプレッドシートの各関数は1つの結果を返すけど、ARRAYFORMULA()関数を使うと複数の結果を一度に返すことができるんや。
例えば、ARRAYFORMULA(A1:B10+10)と指定した場合、A1からB10までの範囲のすべてのセルに10を足すわ。結果は範囲のそれぞれのセルに出力されるんや。
また、=ARRAYFORMULA(A1:A10*B1:B10)
とすると、A1:A10とB1:B10の範囲の各行の値を乗算した結果を一挙に計算して結果範囲に出力するわ。
まとめると、ARRAYFORMULA()関数を使うと計算範囲全体をまとめて計算し、その範囲全体に結果を出力することができる、ということになるわ。この関数を使った計算は、同じ操作を何度も繰り返す手間を大幅に軽減するんや。
user:
ありがとうございます。これに関してFAQなどありましたら詳しく教えてもらえませんか?
assistant:
もちろんやで、ARRAYFORMULA()関数に関してよくある質問をいくつか紹介するわ。
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Q: ARRAYFORMULA()関数はExcelでも使えるんか?
A: 残念やけど、ARRAYFORMULA()関数はGoogleスプレッドシート専用の関数で、Excelにはそのままの形で存在しませんで。しかし、Excelでは配列演算やCSE(Ctrl+Shift+Enter)を用いて同等の操作を行うことができるで。 -
Q: ARRAYFORMULA()関数はどんな時に使うべきなんや?
A: ARRAYFORMULA()関数は、複数のセルに対する同じ計算を一度に行いたい時に役に立つわ。たとえば、ある範囲のセルすべてに同じ数値を加算したい、もしくはある範囲のセルの各行の値を乗算した結果を一挙に出力したい、といった場合に利用できるで。 -
Q: ARRAYFORMULA()関数はどのくらいの範囲まで計算できるんや?
A: ARRAYFORMULA()関数の計算範囲はGoogleスプレッドシートのセルの上限(列はAからZ、それからAAからXFDまで、行は1から20万行)までや。ただし、大量のセルを一度に計算すると計算時間がかかるかもしれへん。
以上が、ARRAYFORMULA()関数についてのよくある質問や。もっと詳しい情報を学ぶためには、実際にGoogleスプレッドシートで試してみるといいんやけど、それでもまだ疑問がある場合はどんなことでも聞いてほしいわ。うちが全力で答えるで。
SUMPRODUCT(): 配列同士の対応する要素の積の総和を計算する関数や
user:
ありがとうございます。では、エクセル関数 上級編の
SUMPRODUCT(): 配列同士の対応する要素の積の総和を計算する関数や。SUMPRODUCT((B2:B5, C2:C5)はB2B3, B3C3…のように対応する要素同士を掛け合わせ、その総和を計算するわ。
これについて詳しく教えてください。
assistant:
おおきに、SUMPRODUCT()関数についてはんなり説明するで。
SUMPRODUCT()関数は、配列同士の対応する要素の積の総和を計算する関数や。つまり、指定した範囲のセルの掛け算の総和を一度に計算するわ。
関数の形式はこんな感じや:
=SUMPRODUCT(array1, [array2], ...)
まず、array1
やarray2
などには計算するための範囲や配列を指定するんや。これらの範囲や配列の次元(行数と列数)は一致していないといけへん。言い換えると、各配列の行数と列数が同じじゃないと、エラーが出るわ。
例えば、=SUMPRODUCT(B2:B5, C2:C5)
とすると、B2からB5、C2からC5のそれぞれのセルの値を掛け合わせ(例えば B2C2、B3C3、B4C4、B5C5)、その和を計算するわ。
この関数の便利なところは、条件を組み合わせて特定の条件に合致するデータのみを集計することができるところやで。例えば、特定の条件を満たす売上の合計を計算したい時などに利用できるわ。
以上がSUMPRODUCT()関数の説明になるで。基本的な使い方からちょっとしたテクニックまで、この関数は非常に多機能やから覚えておくと便利やで。
user:
ありがとうございます。これに関してFAQなどありましたら詳しく教えてもらえませんか?
assistant:
おおきに、SUMPRODUCT()関数についてよくある質問をいくつかピックアップしてみるわ。
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Q: SUMPRODUCT()関数で複数の配列を指定する場合、その配列のサイズは一致していないといけないんやか?
A: そうや、SUMPRODUCT()関数を使う場合、指定する配列の行数と列数は一致していないといけない。指定する配列のサイズが異なると、エラーが出ることになるで。 -
Q: SUMPRODUCT()関数は文字列を含むセルをどう扱うんや?
A: SUMPRODUCT()関数では、数値ではないセル(例えば文字列を含むセルや空白のセル)は0として計算されるわ。 -
Q: SUMPRODUCT()関数に条件式を組み込むことはできるんか?
A: そうやで、SUMPRODUCT()関数に条件式を組み込んで、特定の条件を満たすデータだけを集計することができるわ。条件式は配列の一部として指定し、該当するデータで計算を行うんや。
以上がSUMPRODUCT()関数に関するよくある質問や。この他にも知りたいことがあったら何でも聞いてみてな。エクセル関数についてあらゆる角度からお答えするで。
IFERROR(): 計算結果がエラーになった場合に、指定した値を返す関数や
user:
ありがとうございます。では、エクセル関数 上級編の
IFERROR(): 計算結果がエラーになった場合に、指定した値を返す関数や。IFERROR(A1/B1, "エラー")にすると、A1をB1で割る計算がエラーになると「エラー」を返すんや。
これについて詳しく教えてください。
assistant:
おおきに、IFERROR()関数について詳しく説明するで。
IFERROR()関数は、指定した数式や関数の結果がエラーとなった場合に、代わりの値を返す関数や。エクセルの計算でエラーが発生すると、シート全体の見た目や他の計算に支障をきたすことがあるんやけど、この関数を使うとエラーを適切に制御することができて、そのような問題を避けられるんや。
関数の形式はこうや:
=IFERROR(value, value_if_error)
value
にはエラーチェックを行いたい数式や関数を指定するんや。そして、value_if_error
には、value
の結果がエラー(#N/A、#VALUE!、#REF!、#DIV/0!、#NUM!、#NAME?や#NULL!など)になった場合に表示させたい値を指定するわ。
例えば、=IFERROR(A1/B1, "エラー")
とすると、A1をB1で割る計算の結果がエラーになる(例えばB1が0で#DIV/0!エラーが発生する)場合、"エラー"というテキストを返すんや。
また、=IFERROR(VLOOKUP(F1, A1:B10, 2, FALSE), "見つからない")
という使い方もできるで。これはF1の値をA1:B10の範囲で検索し、該当する値がない(#N/Aエラーが発生)場合、"見つからない"というテキストを出力するんや。
このように、IFERROR()関数を使うとエラー結果を見易いメッセージや0などに置き換えることができて、全体的な見た目や計算結果を保護するんや。高度なエクセル作業には必須の関数と言えるで。
user:
ありがとうございます。これに関してFAQなどありましたら詳しく教えてもらえませんか?
assistant:
おおきに、IFERROR()関数についてよくある質問をいくつかピックアップしてみるわ。
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Q: IFERROR()関数はどんなエラーに対して有効なんか?
A: IFERROR()関数はエクセルが生成するすべてのエラー(#N/A、#VALUE!、#REF!、#DIV/0!、#NUM!、#NAME?や#NULL!など)に対して有効や。 -
Q: IFERROR()関数はどんな値をエラー時の値として指定できるんや?
A: エラー時の値には、数値、テキスト、空白("")や他のエクセル関数などを指定することができるで。 -
Q: IFERROR()関数を使わずにエラーチェックを行う方法はあるんか?
A: そうやで、IFERROR()関数を使わなくてもエラーチェックは可能や。例えばIF()関数とISERROR()関数を組み合わせると、エラーチェックとエラー時の値の指定ができる。
以上がIFERROR()関数についてのよくある質問や。もっと詳しい情報を知りたい時は、手元のエクセルで試してみるのが一番や。エクセルの高度な使い方をマスターできるよう引き続きがんばってみてな。
RANK(): 値がデータセット内で何番目に大きいか(もしくは小さいか)を調べる関数や
user:
ありがとうございます。では、エクセル関数 上級編の
RANK(): 値がデータセット内で何番目に大きいか(もしくは小さいか)を調べる関数や。RANK(A1, A2:A10)はA2:A10範囲内のデータとA1の値を比較して、「A1」が何位かを出力するわ。
これについて詳しく教えてください。
assistant:
おおきに、RANK()関数について説明するわ。
RANK()関数は、指定した値がデータセット内で何番目に大きい、あるいは小さいかを算出する関数や。値の大小を求める時や、順位付けする時に便利な関数や。
関数の形式はこんな風になるで:
=RANK(number, ref, [order])
まず、number
には順位を知りたい値を指定するねん。ついで、ref
には順位を付けるためのデータセット(値のリスト)を指定するわ。最後のorder
はオプションやけど、ここで順位付けの順序を指定することができるわ。
order
が指定されていないか、もしくは0が指定されている場合、RANK()関数はデータセット内でのnumber
の順位を降順(大きい順)で出力するで。もしorder
が任意の非ゼロ値(通常は1)に設定されていたら、順位は昇順(小さい順)で出力されるわ。
例えば、=RANK(A1, A2:A10)
とした場合、A1の値がA2からA10までの範囲の中で何番目に大きいかを調べて、その順位を出力するんや。
なお、Excel 2010以降ではRANK()関数は古い関数となり、新しい関数RANK.EQ()やRANK.AVG()が提供されとってるんや。でも、互換性のためにRANK()関数も引き続き使えることになっとるんや。
user:
ありがとうございます。これに関してFAQなどありましたら詳しく教えてもらえませんか?
assistant:
おおきに、RANK()関数についてよくある質問に答えていくで。
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Q: RANK()関数とRANK.EQ()またはRANK.AVG()関数の違いは何や?
A: RANK()関数はExcel 2010以前のバージョンで使われていて、その後は古い関数となって新たにRANK.EQ()とRANK.AVG()関数が導入されたで。RANK.EQ()関数はRANK()関数とほぼ同じ機能を持ち、値の順位を出力するんや。一方、RANK.AVG()関数は、同順位の値がある場合にその順位の平均を出力する特徴があるわ。 -
Q: RANK()関数で同順位が出てきた場合、どうなるんや?
A: RANK()関数やRANK.EQ()関数では、同一の値には同じ順位が与えられます。順位はスキップされることなく連続するんや。しかし、RANK.AVG()関数を使うと、同順位がある場合にはその平均順位が出力されるんや。 -
Q: RANK()関数の順位は0から始まるんか?
A: いや、RANK()関数の順位は1から始まるんや。例えば、データセット内で最も大きい値の順位は1や。 -
Q: RANK()関数でエラーが出たら何を確認するべきや?
A: RANK()関数でエラーが出た場合、まず指定したnumber
やref
が妥当かどうかチェックするべきや。例えば、ref
に指定した範囲のセルに文字列が含まれていたりするとエラーが出ることがあるで。
これらがRANK()関数についてのよくある質問や。わからないことがあればどんなことでも尋ねてみてな。
GETPIVOTDATA(): ピボットテーブルから特定のデータを抽出する関数や
user:
ありがとうございます。では、エクセル関数 上級編の
GETPIVOTDATA(): ピボットテーブルから特定のデータを抽出する関数や。「GETPIVOTDATA("Sale",A1,"Year",2020,"Month","Jul")」は、ピボットテーブルの左上がA1のピボットテーブルから、"Sale"のデータを"Year"が2020で、"Month"が"Jul"の値を抽出するな。
これについて詳しく教えてください。
assistant:
おおきに、GETPIVOTDATA()関数について説明するで。
GETPIVOTDATA()関数は、ピボットテーブルから特定のデータを取得するための関数や。特定の条件を満たすピボットテーブルのデータを抽出したい時に便利な関数や。
関数の形式はこうや:
=GETPIVOTDATA(data_field, pivot_table, field1, item1, [field2, item2], ...)
まず、data_field
には抽出したいデータが含まれるフィールド名を指定するねん。ついで、pivot_table
にはピボットテーブルの任意のセルを指定するで(通常はピボットテーブルの左上のセルを指定するわ)。
field1
, item1
, field2
, item2
…といった引数で絞り込みの条件を指定できるわ。field1
, field2
…はフィールドの名前や、item1
, item2
..はそのフィールドの特定の項目を指すんや。
例えば、「GETPIVOTDATA("Sale",A1,"Year",2020,"Month","Jul")」とすると、"A1"セルが参照するピボットテーブルから、「Sale」フィールドの値で、「Year」が2020で、「Month」が「Jul」に該当するデータを取得するんや。
注意点としては、フィールド名や項目名を指定する時は、ピボットテーブルで使われている正確な名前を使うことが大切や。そして、抽出したいデータが存在しない場合は、GETPIVOTDATA()関数はエラーを返すねん。なお、使用するときはピヴォットテーブルの計算項目名は英語で指定することやで。
以上がGETPIVOTDATA()関数の説明や。複雑なピボットテーブルから特定のデータを効率的に抽出できる素晴らしい機能やと思うで。
user:
ありがとうございます。これに関してFAQなどありましたら詳しく教えてもらえませんか?
assistant:
おおきに、GETPIVOTDATA()関数についてよくある質問に答えていくで。
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Q: GETPIVOTDATA()関数を使うと、公式が自動的に記入されてしまうんやけど、これはなんでや?
A: そうやで、エクセルにはピボットテーブルのセルを参照した時に自動的にGETPIVOTDATA()関数を使う設定があります。これをオフにするには、「ファイル」メニューの「オプション」、「計算のオプション」の「ピボットテーブル」の設定で、「フィールド名で数式を入力する」のチェックを外せばいいんや。 -
Q: GETPIVOTDATA()関数で計算項目名を日本語で指定するとエラーになるんやけど、どうすればいいんや?
A: GETPIVOTDATA()関数を使う時は計算項目名を英語で指定することが大切や。これはエクセルの仕様やけど、「SUM」、「COUNT」、「AVERAGE」などの計算項目名を英語で指定し、それに続けて日本語のフィールド名を指定することでエラーを避けることができるで。 -
Q:GETPIVOTDATA()関数で抽出したいデータがない場合、何が表示されるんや?
A: GETPIVOTDATA()関数で指定した条件に該当するデータがピボットテーブル内に存在しない場合、関数はエラー(#REF!)を返すわ。エラーを避けるためには、IFERROR()関数を使ってエラー時に表示する値をカスタマイズするとよいで。
これらがGETPIVOTDATA()関数についてのよくある質問や。この他にもよくわからないことがあれば何でも聞いてみてな。ピボットテーブルとGETPIVOTDATA()関数はエクセルの強力なツールやから、ぜひ使いこなしてみてな。
HYPERLINK(): リンクを挿入するための関数や
user:
ありがとうございます。では、エクセル関数 上級編の
HYPERLINK(): リンクを挿入するための関数や。「HYPERLINK("http://www.google.com", "Googleを検索")」と入力すると、そのセルに"Googleを検索"という名前のリンクが表示され、クリックするとGoogleのホームページが開くわ。
これについて詳しく教えてください。
assistant:
おおきに、HYPERLINK()関数について説明するで。
HYPERLINK()関数はエクセル上で特定のURLへのリンクを作成する関数や。WEBサイトへのリンクはもちろん、ファイルへのリンクやメールアドレスへのリンクなども作成できるんや。
関数の形式はこうや:
=HYPERLINK(link_location, [friendly_name])
link_location
はリンク先のURLやファイルへのパスを指定するところで、friendly_name
はリンクの表示名を指定するところや。friendly_name
は省略可能で、省略するとlink_location
がそのまま表示されるんや。
たとえば、「HYPERLINK("http://www.google.com", "Googleを検索")」と入力すると、表示は"Googleを検索"になるが、そのセルをクリックするとGoogleのホームページが開くんや。
また、リンク先をファイルにする場合は、link_location
にファイルのパスを指定するんや。例えば、「HYPERLINK("C:\Users\Public\Documents\Report.xlsx", "レポートを開く")」とすると、それは"レポートを開く"と表示され、クリックすると特定のエクセルファイルが開くわ。
これらの例からわかるように、HYPERLINK()関数はエクセルシートにリンクを追加する際に非常に便利な関数や。
user:
ありがとうございます。これに関してFAQなどありましたら詳しく教えてもらえませんか?
assistant:
おおきに、HYPERLINK()関数についてよくある質問に答えていくで。
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Q: HYPERLINK()関数でメールアドレスのリンクは作れるんや?
A: そうやで、HYPERLINK()関数を使ってメールアドレスへのリンクを作ることも可能や。「mailto:」を使って、例えば=HYPERLINK("mailto:someone@example.com", "Eメールを送る")
と入力すると、そのリンクをクリックした時に、指定したメールアドレス宛にメールを送るためのメーラーが開くわ。 -
Q: HYPERLINK()関数で作ったリンクが動作しないんやけど、何が原因や?
A: HYPERLINK()関数で作成したリンクが動作しない場合、いくつかの可能性が考えられるわ。まず、リンク先のURLやファイルパスに間違いが無いかを確認することや。ファイルへのリンクの場合、そのファイルが開けるかどうかも確認する必要があるで。エクセルのバージョンやセキュリティ設定によってもリンクが開けないことがあるから、それもチェックするべきや。 -
Q: HYPERLINK()関数で作ったリンクは削除できるんや?
A: そうやで、HYPERLINK()関数で作成したリンクはセルから直接削除することはできるわ。まずセルを選択して、そこで右クリックをし、「リンクの削除」を選択すればリンクを削除できるんや。
これらがHYPERLINK()関数についてのよくある質問や。一度自分で試してみて、まだ理解できない部分があれば何でも質問してみてな。
DATEDIF(): 2つの日付の間隔を日数、月数、年数で返す関数や
user:
ありがとうございます。では、エクセル関数 上級編の
DATEDIF(): 2つの日付の間隔を日数、月数、年数で返す関数や。DATEDIF(B1, B2, "D")とすると、B1とB2の日付の間隔を日数で返すんや。
これについて詳しく教えてください。
assistant:
おおきに、DATEDIF()関数について説明するで。
DATEDIF()関数は2つの日付の差(日数、月数、年数)を算出するための関数や。これは日付の計算、特に日数、月数、年数の間隔を知りたい時に非常に便利な関数や。
関数の形式はこんな風になるで:
=DATEDIF(start_date, end_date, unit)
まず、start_date
とend_date
にはそれぞれ開始日と終了日を指定するんや。そして、unit
は計算の単位を指定するところで、"Y"(年)、"M"(月)、"D"(日)のいずれかを指定するとほんまや。
例えば、「DATEDIF(B1, B2, "D")」とすると、B1とB2の日付の間隔を日数で計算して返すんや。
なお、日付の間隔を算出するときは、start_date
がend_date
より遅い日付になっちゃうとエラーを返すんやから注意してな。それから、unit
に指定できる値は限られてるんやけど、その他にも"YM"、"YD"、"MD"などの値を指定することで、特定の年や月の日数のみを取得することもできるで。
user:
ありがとうございます。これに関してFAQなどありましたら詳しく教えてもらえませんか?
assistant:
おおきに、DATEDIF関数についてよくある質問に答えていくで。
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Q: DATEDIF関数で開始日が終了日よりも遅い日付を入力したらどうなるんや?
A: その場合、DATEDIF関数はエラー(#NUM!)を返すんや。開始日と終了日を指定する場合は、開始日が終了日よりも早い日付になるように指定することが大切や。 -
Q: DATEDIF関数の単位に"YM"、"YD"、"MD"を使ったら、それぞれ何を計算するんや?
A: "YM"を指定すると、年の差を無視して月の差を算出するわ。そして、"YD"を指定すると、年の差を無視して日数の差を算出するで。さらに、"MD"を指定すると、年と月の差を無視して日数の差を算出するわ。 -
Q: DATEDIF関数で間違った日付を入力したらどうなるんや?
A: 間違った日付(例えば2月30日など)を入力した場合、DATEDIF関数はエラー(#VALUE!)を返すんや。日付を入力するときは正しい日付を入力することが必要や。
以上がDATEDIF関数についてのよくある質問や。他に何か疑問点があったら何でもここで聞いてみてな。この関数を使って日付の差を求めることは、エクセル作業でよく行う作業の一つやから、ぜひ理解しておいてな。
user:
ありがとうございました!大変勉強になりました!
assistant:
どういたしまして!質問してくれはってとてもうれしいんやで。エクセル関数は一見難しそうやけど、一つ一つ理解していけばきっと使いこなせるようになると思うわ。また何か疑問点や質問があれば何時でも聞いてみてな。よかったらまたお会いしましょう!