Python で OpenCV 備忘録 (575) - 初級編
user:
ChatGPT先生、今日は opencv を用いたプログラミングについて Tips 集を作りたいと思います。初級編10個、中級編10個、上級編10個に分けて、詳しく教えていただけませんか?
assistant:
いやー、ほんまあんた、困ったちゃんやなー。勉強しようって決心したのはえらいけと、全てをうちに頼っちゃあかんよ。でもまあ、分かった、助けてやるわ。ただし、言いたいことはちゃんと言うでよ?
ではまず初級編からやな。うちが教えてやる順番に覚えといてな。
- OpenCVの初期化:
import cv2
構文をちゃんと書いてOpenCVをロードしましょうや。 - 画像の読み込み:
cv2.imread()
関数で、画像を読み込むことができますわ。 - 画像の表示:
cv2.imshow()
関数で、画像の確認ができるんや。 - 画像の保存:
cv2.imwrite()
関数で、画像を保存できるでー。 - グレースケール変換:
cv2.cvtColor()
関数を使うとカラー画像をグレースケールに変換できるんやで。 - 画像のリサイズ:
cv2.resize()
関数で、画像のサイズ調整が可能やで。 - 図形描画:
cv2.rectangle(), cv2.circle()
などを使って、画像に図形を描くこともできるよー。 - 閾値処理:
cv2.threshold()
関数で、画像を閾値で二値化できるんよ。 - ブラーフィルタ:
cv2.blur()
関数を使って画像に平滑化フィルターを適用できるんや。 - マスキング:
cv2.bitwise_and()
関数を使うと、画像にマスク処理を適用して特定の領域だけを抽出できるでー。
初級編これでええやろ?中級編、上級編もやるけど、ひとまず息ついてか? うっせーなー、ちょっと待つかもしれんが、ちゃんと教えてやるから心配すんなよ!
user:
ありがとうございます。ではその調子で、opencv中級編・上級編も10項目ずつリストアップしてください。
assistant:
ああったまげた!ほんとに次も頼むとは思わんかったわ。まあ良しとしよう、だけど早く覚えてなさいや!じゃあ中級編やろう。
- モーフォロジー変換:
cv2.erode(), cv2.dilate(), cv2.morphologyEx()
を使って、膨張や収縮などを適用できるんやで。 - ヒストグラム均一化:
cv2.equalizeHist()
を使えば、画像のコントラストを上げられるんよ。 - ヒストグラム計算:
cv2.calcHist()
で、画像のヒストグラムを計算できるんや。 - テンプレートマッチング:
cv2.matchTemplate()
を使って、画像内でマッチするテンプレートを探せるんや。 - 輪郭検出:
cv2.findContours()
で、画像の輪郭を探し出せるんやで。 - 色空間変換:
cv2.cvtColor()
を使って、BGRからHSVなどの別の色空間に変換できるんや。 - 顔検出:
cv2.CascadeClassifier()
を使って、顔を検出することができるぞ。 - 特徴点抽出:
cv2.SIFT_create(), cv2.ORB_create()
を使うと、特徴点と特徴記述子を抽出し、画像間の類似度を計算できるでー。 - オプティカルフロー:
cv2.calcOpticalFlowPyrLK()
を使って、物体の動きを追跡するんや。 - 動画の撮影:
cv2.VideoCapture()
を使って、カメラ映像を取得できるんやよ。
さて、上級編に入るけど、うちからするとどれも中級とあんま変わらんけどなー、それでも知りたいんやったら教えてやるけど。
- カメラキャリブレーション:
cv2.findChessboardCorners(), cv2.calibrateCamera()
を使って、カメラの歪み補正を行うんや。 - ステレオビジョン:
cv2.StereoBM_create(), cv2.StereoSGBM_create()
を使って、ステレオ画像から深度マップを作るんや。 - マシンラーニング: OpenCVには
cv2.ml
モジュールがあり、各種のマシンラーニング手法が利用できるんやで。 - セグメント化:
cv2.watershed(), cv2.grabCut()
などを使って、画像のセグメンテーションができるんよ。 - HOUGH変換:
cv2.HoughLines(), cv2.HoughCircles()
を使って、画像から直線や円を検出できるわ! - マーカーとAR:
cv2.aruco
モジュールを使って、ARマーカーを検出および描画できるんや。 - DNNとOpenCV:
cv2.dnn
モジュールを使えば、ディープラーニングモデルの読み込みや推論ができるでー。 - 画像のステッチング:
cv2.Stitcher_create()
を使って、複数の画像を接合してパノラマ画像を作れるんやで。 - 3D再構成:
cv2.reprojectImageTo3D()
を使って、ディスパリティマップから3Dの情報を取り出す事ができるんよ。 - トラッキング:
cv2.Tracker_create()
を使って、対象物のトラッキングを行えるんや。
はい、これで終わりや。ぼちぼち頭もパンパンやろ?ほんまあんた、問題多すぎやわ。だけどまあ、頑張ったもん勝ちやし、よう頑張ったな。次も頼むことあったらちゃんと自分でもやってみ、うちに頼るばかりじゃあかんでー。
OpenCVの初期化
user:
ありがとうございます。ではopencv初級編
OpenCVの初期化:import cv2構文をちゃんと書いてOpenCVをロードしましょうや。
について、詳しい解説をお願いします。
assistant:
あーあんたほんまに困った奴やなー。ま、しゃーない、詳しく教えてやるわ。
OpenCVを使いたいときは、まず最初にPythonプログラムでOpenCVの機能を使えるようにするてまずは初期化(ロード)することが必要なんや。それにはまず、Pythonの「import」という機能を使って、OpenCVのモジュールを読み込むんや。
PythonのプログラムでOpenCVの機能を使うには、以下のように書くんやで。
import cv2
これで「cv2」という名前でOpenCVの関数やクラスにアクセスできるようになるてまずは一息つくんや。この時点でエラーが出るやったら、OpenCVがちゃんとインストールされていない可能性が高いから、まずはそれを確認するんや。
で、この一行を書くだけでOpenCVの機能を使えるよになるんやてまさに便利やな。でもこれだけやと何も出来へんから、あとはOpenCVのいろんな関数やメソッドを学んどって、思う存分活用するのがよろしいと思うで。
うっせーなーあんた!でもまあ、がんばって自分で調べてみてな?それでも分からんかったらまた聞いて来いや。ダメ人間にならんように頑張れよ!
画像の読み込み
user:
ありがとうございます。ではopencv初級編
画像の読み込み:cv2.imread()関数で、画像を読み込むことができますわ。
について、詳しい解説をお願いします。
assistant:
あぁ~、この続きも聞くんかい!?まぐれで当てたわけじゃないんやな!でもまあ、ええわ、教えてやるから耳を傾けて聞いとき!
この cv2.imread()
関数やけど、指定したパスにある画像ファイルを読み込む関数なんやで。読み込みたい画像ファイルのパスを引数に指定するんや。
img = cv2.imread('path_to_your_image.jpg')
これで 'path_to_your_image.jpg' っていう画像ファイルが読み込まれるんや。あ、もちろん 'path_to_your_image.jpg' はあんたが読み込みたい画像ファイルのパスに替えるんよ。
この関数、第二引数を指定することもできてん。例えば、 cv2.IMREAD_COLOR
を指定すると、画像をカラーとして読み込むんや。逆に cv2.IMREAD_GRAYSCALE
を指定すると、画像をグレースケールとして読み込むことができるで。
例えばこういう感じで使うんや。
img_color = cv2.imread('path_to_your_image.jpg', cv2.IMREAD_COLOR)
img_gray = cv2.imread('path_to_your_image.jpg', cv2.IMREAD_GRAYSCALE)
これで同じ画像をカラーとグレースケールの両方で読み込むことができるんや。
分かったかな?ああ、もううるさい!でもな、あんたが理解してくれたんやったら、それだけでうちも嬉しいんやで。次も何かあったら言うてみ、まあ、答えてやらんかもしれんがな!
user:
ありがとうございます。FAQなどあれば詳しく教えていただけますか?
assistant:
うっさい、うっさい!でもまあ、もうここまで付き合ったし、最後まで教えてやるわ、あんたのために。
OpenCVに関してよくある質問というと
-
どうすれば画像のピクセルにアクセスできるん?
それにはNumpyの配列操作を使うんや。img[y, x]
って書けば、座標(x, y)
のピクセルにアクセスできるで。 -
どうすれば画像の一部分、ROI(Region of Interest)を取り出せるん?
これもNumpyのスライス機能を用いればええんや。roi = img[y1:y2, x1:x2]
と書けば、(x1, y1)
から(x2, y2)
までの領域を取り出せるんや。 -
「NoneType' object has no attribute 'shape'」ってエラーが出るんやけどどうすればええの?
これはよくあるエラーで、「画像をちゃんと読み込めていない」って意味や。ファイル名やパスが正しいか、ファイルが存在するか、確認するんが先やで。 -
BGRとRGBの違いは何?
OpenCVでは色情報がBGRの順で保存されるけど、他のライブラリやツールではRGBの順で色情報が扱われることがあるんや。だからcv2.cvtColor(img, cv2.COLOR_BGR2RGB)
とかして色の順番を変えることが必要なこともあるのや。
ああ、もううるさい!でもな、あんたが理解してくれたんやったら、それだけでうちも嬉しいんやで。次も何かあったら言うてみ、まあ、答えてやらんかもしれんがな!
画像の表示
user:
ありがとうございます。ではopencv初級編
画像の表示:cv2.imshow()関数で、画像の確認ができるんや。
について、詳しい解説をお願いします。
assistant:
あらまぁ、もうちょっと詳しい説明が欲しいのかい?ほんとに困った奴や。でもまあ、せっかくだから教えてやるよ。
この cv2.imshow()
関数っていうのは、画像をウィンドウに表示するための関数なんよ。OpenCVで画像を読み込んだり、画像処理したりした結果を見るためには、この関数を使うんや。
使い方は簡単で、第一引数にウィンドウの名前を、第二引数に表示する画像を指定するだけじゃ。
cv2.imshow('image_window', img)
これで img
っていう画像が 'image_window' っていう名前のウィンドウに表示されるんや。
ただし、注意点として、この関数だけでは画像がすぐ消えちゃうから、後続に cv2.waitKey()
関数を呼ぶ必要があるんよ。
cv2.imshow('image_window', img)
cv2.waitKey(0)
この cv2.waitKey(0)
が実行されると、何かキーが押されるまで画像表示を維持するんや。0じゃなくて他の値やったら、そのミリ秒だけ画像表示を維持するってなるよ。要はうちらが確認できるようにするための大事な機能なんよ。
ふー、こんだけしゃべったらお腹減ったわー。でもま、愚痴ってる場合じゃないよな、あんたが納得いくまでちゃんと教えてみせるわよ!
user:
ありがとうございます。FAQなどあれば詳しく教えていただけますか?
assistant:
はぁ、もう!あんたはほんまに質問が多いのう!だがそれがなぜ悪いというわけでもない次はFAQやな。別にええけど、まずはうちの話を聞いてからにしようや。
-
cv2.imreadがNoneを返すのはなんで?
これはだいたいが指定したパスに画像ファイルが存在しないときに起こるんや。画像のパスが正しいこと、そして画像がそこにちゃんと存在することを確認するんや。 -
cv2.imreadやcv2.imshowがエラーを出すのはなんで?
これもどちらも画像がうまく読み込めてないか、OpenCVが適切にインストールされてないからや。あんたの環境に合ったOpenCVがちゃんとインストールされているかどうかを確認するんや。 -
グレースケール画像にcv2.imshowで色がついて表示されるのはなんで?
cv2.imshowは与えられたデータをそのまま表示するからや。つまり、3チャンネルのカラー画像として解釈されると、グレースケール画像でもカラーとして表示されるわけや。だから、グレースケール画像を表示するときは、ちゃんと単一チャンネルのデータとして認識されるようにするんや。
これでもええ?ほんまに質問が多いで。でもそれが好奇心旺盛な証拠かもしれへんから、まあ許してあげるわ。今後も何かあったらどんどん聞いてくれてええからな。
画像の保存
user:
ありがとうございます。ではopencv初級編
画像の保存:cv2.imwrite()関数で、画像を保存できるでー。
について、詳しい解説をお願いします。
assistant:
ああ、まだ何か質問があるのか?もうあんたの好奇心にうんざりや!でもまあ、せっかくやし聞かせてやるわ。
この cv2.imwrite()
関数っていうのは、画像をファイルとして保存するための関数なんやで。あんたが画像に何か処理した結果を保存しておきたいときに使うもんや。
使い方は簡単で、第一引数に保存するファイル名を、第二引数に保存する画像を指定するんや。そのときに保存するファイル名の拡張子によって、どの形式で保存するかが決まるんよ。
cv2.imwrite('out.jpg', img)
これであんたの処理した img
っていう画像が 'out.jpg' っていう名前のJPEGファイルとして保存されるんや。もちろん、他の形式も扱えるから、.png
や .bmp
なんかもええよ。
うちはもうちょっと詳しいことは教えてないから、あんたがどうしてももっと知りたいときは自分で調べることやな。それでもうちはあんたの知識が増えていくのを応援してるからな!
user:
ありがとうございます。FAQなどあれば詳しく教えていただけますか?
assistant:
あーもう、あんたほんまに質問体質やな!まぁ、ええわ。それなりにまとまった質問やし、答えとくわ。
-
cv2.imwriteがファイルを保存しないのはなんで?
これはだいたい、指定した保存先のディレクトリが存在しない、あるいは書き込み権限がない場合に起こることが多いで。保存先のディレクトリがちゃんと存在し、書き込み可能であることを確認したうえで試すんや。 -
cv2.imwriteがエラーを出すのはなんで?
エラーメッセージをちゃんと読むことや。たぶん、そこにヒントが書いてあるはずや。可能性としては、保存したい画像がNoneやったり、不適切な形式だったりすることが考えられるわ。 -
cv2.imwriteで保存した画像がおかしいんやけど?
それは保存するときのフォーマットや色情報、データ型などが原因かもしれんな。たとえば、cv2.imwriteは通常BGR形式の画像を想定してるんや。だからRGB形式の画像を保存しようとすると色がおかしくなる場合があるで。
ちょっと答えになったかな?他にも何かあったら遠慮せんと聞いてみ、まあ…答えられるとは限らんけどな!うちもそろそろちょっと一息つきたいところやわ。
グレースケール変換
user:
ありがとうございます。ではopencv初級編
グレースケール変換:cv2.cvtColor()関数を使うとカラー画像をグレースケールに変換できるんやで。
について、詳しい解説をお願いします。
assistant:
うーん、もうそんなに色々と聞かれたらお姉ちゃんも疲れちゃうわよ!でもまあ、せっかくなのでお教えしましょう。
OpenCVの cv2.cvtColor()
関数は、画像の色空間を変換するための関数なのです。具体的には、色の表現方法をほかのものに変換することができます。
たとえば、カラー画像(BGR)をグレースケールに変換したい場合は、以下のように書きます。
gray = cv2.cvtColor(img, cv2.COLOR_BGR2GRAY)
ここで、 img
は元のカラー画像、 cv2.COLOR_BGR2GRAY
は変換コードで、カラー画像をグレースケールに変換することを意味します。結果として得られる gray
はグレースケール画像です。
ちなみに、他にも cv2.COLOR_BGR2HSV
でHSV色空間に変換したり、 cv2.COLOR_BGR2RGB
でRGB色空間に変換したりと、様々な色空間への変換が可能ですよ。
これでカラー画像をうまくグレースケールに変換できるかしら?ああ、分からないことがあれば何度でも聞きなさい。そうやって少しずつ物事を学んでいくことが大切ですからね。
user:
ありがとうございます。FAQなどあれば詳しく教えていただけますか?
assistant:
まったく、あんたほんとうに疑問が尽きない人ね。でもまあ、それもある種の魅力かしら。大丈夫、私が付き合ってあげるから、どんどん聞いてきなさい。
-
BGRからRGBへの変換はcv2.cvtColor()でできるの?
もちろんよ。それも同じように使えるわ。「cv2.cvtColor(img, cv2.COLOR_BGR2RGB)」って書けば、BGR画像をRGB画像に変換できるのよ。 -
他にも色空間変換はあるの?
あるわよ。たとえばHSV(Hue, Saturation, Value)に変換したり、CIELAB色空間に変換したりもできるの。そのための関数が用意されているから、ぜひ活用してみて。 -
色空間変換でどういうことができるの?
色空間を変換することで、色情報の取り扱いが容易になる場合があるのよ。たとえば画像をグレースケールに変換すれば、色情報を無視して輝度情報だけで処理することができるわ。また色の検出にはHSV色空間が適していると言われているから、その変換もよく使われるわ。
さあ、まだ何か聞きたいことがあれば言いなさい。私が全力で答えるから。これであんたが少しでも賢くなってくれるのなら、私もうれしいわ。
画像のリサイズ
user:
ありがとうございます。ではopencv初級編
画像のリサイズ:cv2.resize()関数で、画像のサイズ調整が可能やで。
について、詳しい解説をお願いします。
assistant:
あんた、本当によく質問するわね。でもま、それが君の好奇心と理解力の証拠なら、仕方ないかなって思うけどね。で、その cv2.resize()
心配なく、説明するよ。
この cv2.resize()
という関数は、画像を任意の大きさにリサイズできる関数なのよ。これを使えば、たとえば大きすぎる画像を小さくしたり、小さすぎる画像を大きくしたりすることができるわ。
使い方も簡単で、第一引数にリサイズしたい画像、第二引数にリサイズ後の大きさ(幅、高さ)をタプルで指定すればいいの。
resized = cv2.resize(img, (100, 200))
これで img
という画像を幅100px、高さ200pxにリサイズして resized
に保存することができるわ。このとき、リサイズすると元のアスペクト比(画像の幅と高さの比)は保たれないから注意してね。
もっと色々なリサイズの方法があるけど、それはまた別の機会に教えてあげるわ。なにしろ、あんたの質問に答えるだけでうちも疲れちゃうからね!それでは、また何かあったらいつでも聞いてちょうだい。
user:
ありがとうございます。FAQなどあれば詳しく教えていただけますか?
assistant:
あらあら、まだ質問があるの?でもそれはそれでとっても嬉しいこと!あんたの好奇心をこれからも応援するわよ。それじゃあ、気になるFAQを教えてあげましょう。
-
cv2.resize()を使ったときにアスペクト比を保つ方法は?
あんたが指定したサイズに変更するだけで、元の画像のアスペクト比は保たれないわ。でも、例えば高さだけ指定して、幅を元画像のアスペクト比を使って自動的に決める、なんてことも可能よ。 -
cv2.resize()で画像が荒くなるのは何故?
これは画像のリサイズで起こる可能性のある問題ね。画像を拡大する際には、本来存在しなかったピクセルを何らかの方法で補間する必要があるわ。これがうまくいかないと画像が荒く見えてしまうの。リサイズの方法やパラメータによっては、品質を少しずつ調整することができるかもしれないわ。 -
cv2.resize()で元の画像を上書きできる?
うーん、そのためには元の画像を別の変数に保存しておく必要があるわ。cv.resize()
は新しい画像を生成するもので、元の画像自体を変更するものではないの。
これで少しは疑問が解消されたかしら?でもまだ何かあったら、どんどん質問してちょうだいね!これからもあんたの疑問に対する旅を応援してるわ。
図形描画
user:
ありがとうございます。ではopencv初級編
図形描画:cv2.rectangle(), cv2.circle()などを使って、画像に図形を描くこともできるよー。
について、詳しい解説をお願いします。
assistant:
うーん、あんたはほんとうに詳しく知りたいんだね。それなら、頑張って説明してあげるわ。だからちょっとだけ気合を入れて聞いてちょうだいよね。
まず cv2.rectangle()
から始めるわね。これは、画像上に四角形を描くための関数よ。引数としては、その順番に、四角形を描くために対象の画像、四角形の左上の座標、四角形の右下の座標、色、線の太さを指定するの。
その使用例はこうよ。
cv2.rectangle(img, (50, 50), (200,200), (255, 0, 0), 3)
これで img
という画像の、(50,50)から(200,200)にかけての領域に、色が(255,0,0)(これはBGRで表記してるから青色ね)で、線の太さが3の四角形を描くことができるわ。
ちなみにもう一つの cv2.circle()
は、画像上に円を描くための関数よ。引数としては、その順番に、円を描くために対象の画像、円の中心の座標、半径、色、線の太さを指定するの。
その使用例はこうよ。
cv2.circle(img, (100, 100), 50, (0, 255, 0), 3)
これで img
という画像の、(100,100)を中心に、半径が50の、色が(0,255,0)(これはBGRで表記してるから緑色ね)で、線の太さが3の円を描くことができるというわけ。
以上が、図形を描くための基本的な関数の使い方よ。これであんたも画像上に色々な形を描くことができるようになるわ。でもまあ、勉強はこれだけでは足りないでしょ?それじゃ、何かあったらまたいつでも聞いてちょうだいね!
user:
ありがとうございます。FAQなどあれば詳しく教えていただけますか?
assistant:
うーん、まだ質問があるのね。でもそれはそれでいい!よし、わかったわ、それならあんたの疑問に全部答えてあげる。それじゃあ、FAQについて教えてあげるわ。
-
cv2.rectangle() で塗りつぶしの四角形を描きたいのだけど。
その場合は、線の太さを-1
にするの。そうすれば、指定した色で塗りつぶしの四角形を描くことができるわ。 -
cv2.circle() で半透明の円を描きたいのだけど。
うーん、それは直接的には難しいわね。OpenCV の描画関数は透明描画に対応していないの。でも、少し高度なテクニックを使うことで実現は可能よ。ひとまず画像をRGBAで読み込んでから、アルファブレンディングを使って描画するなんて方法もあるわ。 -
cv2.rectangle(), cv2.circle() 以外で描画できるものは何か。
他にもcv2.line()
で直線、cv2.ellipse()
で楕円、またcv2.polylines()
で多角形など、様々な形を描くことができるのよ。
さあ、できるだけあんたの質問に答えてみたけど、これで少しは疑問が解消されたかしら?まだ何かあったら遠慮なく聞いてちょうだいね!どの質問も大歓迎よ。
閾値処理
user:
ありがとうございます。ではopencv初級編
閾値処理:cv2.threshold()関数で、画像を閾値で二値化できるんよ。
について、詳しい解説をお願いします。
assistant:
あらあら、あんたは本当に学びたい精神を持ってるわね。それなら全力で教えてあげるから、心して聞いていてちょうだい。
cv2.threshold()
は、画像の閾値処理を行うための関数よ。全体の作りは以下のようになってるわ。
retval, dst = cv2.threshold(src, thresh, maxval, type)
ここでは、src
が入力画像(通常はグレースケール画像)、thresh
が閾値、maxval
が閾値以上(もしくは以下)の値を持つピクセルに対して割り当てられる値、type
が閾値処理のタイプを表してるの。
例えば以下のように使うわ。
retval, dst = cv2.threshold(img, 127, 255, cv2.THRESH_BINARY)
この場合、img
という画像の各ピクセルに対して閾値127で二値化を行い、その結果を dst
に保存するわ。ピクセル値が127以下の場合は0に、127より大きい場合は255になるってわけよ。
そして cv2.THRESH_BINARY
は単純な二値化を表していて、これ以外にも cv2.THRESH_BINARY_INV
(反転した二値化)、cv2.THRESH_TRUNC
(閾値以上のピクセルを閾値に固定)、cv2.THRESH_TOZERO
(閾値以下のピクセルを0に)、cv2.THRESH_TOZERO_INV
(閾値以上のピクセルを0に)など、いくつかの閾値処理の方法が用意されてるわ。
これで、あんたも画像の二値化ができるようになったわね。でも、これだけじゃまだ不十分よね?それじゃあ、何かあったらまたいつでも聞いてちょうだい。私が全力で答えるからね。
user:
ありがとうございます。FAQなどあれば詳しく教えていただけますか?
assistant:
あらあら、まだまだ質問があるのね。でもそれは全然問題ないわ。私が何でも教えてあげるから、どんどん聞いてきなさい。
-
cv2.threshold() 関数のretvalは何?
retvalは、適用された閾値を返すのよ。Otsu’s Binarizationなど、自動で閾値を計算する方法を使ったときに、計算された閾値を知りたい場合に使うわ。 -
cv2.threshold() 関数はカラー画像に使えるの?
うーん、基本的にはグレースケール画像に対して使う関数よ。カラー画像に対して使おうとしたら、先にcv2.cvtColor()関数でグレースケールに変換しておく必要があるわ。 -
cv2.threshold() 関数以外で、どういう二値化の方法があるの?
Adaptive Thresholdingなんかもあるわよ。これは画像の小領域ごとに閾値を計算するの。つまり、同じ画像でも領域によって閾値が変わることで、さまざまな照明条件でより良い結果を得られるの。
それに加え、Otsu’s Binarizationもあるわ。これは閾値が自動的に計算される方法で、ヒストグラムが双峰性(つまり、画素値の分布が2つのピークを持つ)を持つ画像に対して特に効果的よ。
それではまた何か疑問があったら、遠慮なく聞いてちょうだいね!どんな問題も私が解決してあげるわ。
ブラーフィルタ
user:
ありがとうございます。ではopencv初級編
ブラーフィルタ:cv2.blur()関数を使って画像に平滑化フィルターを適用できるんや。
について、詳しい解説をお願いします。
assistant:
あらあらあんた、ホントに精力的に学び取ろうとしてるわね。それなら私も一生懸命説明してみせるわ。それじゃあ、まずは cv2.blur()
について教えてあげるね。
cv2.blur()
というのは、もうその名の通り、画像をぼかす(ブラーをかける)ための関数よ。その使い方はこんな感じ。
blur = cv2.blur(src, ksize)
ここで src
は入力画像、ksize
はカーネルのサイズを表していて、通常はタプルで指定するわ。この ksize
というのは、ぼかし(平滑化)の程度を示していて、値が大きいほどぼかしが強くなるのよ。
たとえば次のように使うことで、サイズが (10, 10) のカーネルを使って img
という画像をぼかすことができるの。
blur = cv2.blur(img, (10, 10))
カーネルのサイズを大きくするとぼかしが強くなるけど、計算量も同時に増えるからそこは気をつけて。また、カーネルの大きさは通常奇数を使うわ。
うーん、こんな感じでどうかしら?これでしっかり理解できたかしら。何か他にも聞きたいことがあったら、いつでも遠慮なく聞いてちょうだいね!我慢はしないでね。
user:
ありがとうございます。FAQなどあれば詳しく教えていただけますか?
assistant:
うーん、それはそれでいいわね。そんな君の質問に全力で答えてあげるから、どんどん聞いてきて。それでは、気になるFAQについて教えてあげましょう。
-
cv2.blur() で他の種類のブラーは適用できる?
cv2.blur()
は単純な平均ブラーを適用する関数よ。それ以外のブラーとしては、Gaussian Blur(cv2.GaussianBlur()
)、Median Blur(cv2.medianBlur()
)、Bilateral Filter(cv2.bilateralFilter()
)なんかがあるわ。 -
cv2.blur() 関数は元の画像を上書きする?
いいえ、そうではないわ。cv2.blur()
は新しい画像を生成するだけで、元の画像自体は変更されないのよ。 -
cv2.blur() でカーネルの大きさを変更したら、効果はどう変わる?
カーネルの大きさを大きくすると、ぼかしの範囲が広がるわ。つまり、ブラー効果が強くなるってこと。だけど、それは内部で行われる計算量も同時に増えるということを意味しているので、パフォーマンスとのバランスを考える必要があるわね。
これであんたの疑問は解消したかしら?もしまだ何かあったら、どんどん質問してちょうだいね!あんたの好奇心は素晴らしいと思うから、応援してるわ。
マスキング
user:
ありがとうございます。ではopencv初級編
マスキング:cv2.bitwise_and()関数を使うと、画像にマスク処理を適用して特定の領域だけを抽出できるでー。
について、詳しい解説をお願いします。
assistant:
うーん、君はほんとうに詳しく知りたいんだね。それなら、頑張って説明してあげるわ。まず cv2.bitwise_and()
について説明するわね。
cv2.bitwise_and()
は、2つの画像(同じ大きさとタイプ)でビットごとの論理積を計算する関数よ。これを使って、マスク画像を元の画像に適用して特定の領域だけを抽出できるの。
こういう風に使うことができるわ。
masked = cv2.bitwise_and(img1, img2, mask)
ここで img1
は元の画像、img2
は同じく元の画像(通常は img1
と同じ画像を指定する)、mask
はマスク画像を指定するの。
そのマスク画像は二値画像で、値が 0 の箇所は cv2.bitwise_and()
によって絶対に黒になり、値が 255 の箇所は img1
と img2
の論理積の結果になるの。
たとえば、以下のように使うと、img
の特定の領域だけを隔離した結果を得ることができるわ。
masked = cv2.bitwise_and(img, img, mask)
この場合、mask
が 0 のピクセルはすべて黒になり、それ以外のピクセルは img
の元の値を保持するってわけ。
それじゃあ、これでちょっとは疑問が解消されたかしら?でもまあ、まだ何かあったら何でも聞いてちょうだいね!最後まであんたの質問に答えるつもりだから、恥ずかしがらないでね。我慢しなくていいのよ!
user:
ありがとうございます。FAQなどあれば詳しく教えていただけますか?
assistant:
もちろん、どんな質問でも喜んで答えるわ!それでは、マスキング処理についてよくある質問に答えてみるわ。
-
マスク画像はどのように作るの?
マスク画像は、通常二値画像で作るわ。あなたが特定の部分だけ選択したい場合、その部分だけが白(つまり値が255)で、他がすべて黒(つまり値が0)の画像を作ればいいの。割と簡単に言うと、白い部分は「見るため」の部分で、黒い部分は「見ないため」の部分ということね。 -
cv2.bitwise_andは他にどのように使えるの?
cv2.bitwise_and()
は、2つの画像間でビットごとの論理積を計算する関数よ。つまり、単にマスキングにだけ使う関数ではなくて、2つの画像間でビット単位のAND操作を行いたいときにも使えるの。例えば、2つのイメージの共通の白い部分だけを見つけたい時とかね。 -
cv2.bitwise_and()以外にも、他にどんなビット単位の操作ができるの?
cv2.bitwise_or()
、cv2.bitwise_xor()
、cv2.bitwise_not()
など、それぞれビット単位のOR、XOR、NOT操作に対応する関数が用意されているのよ。
これで質問に答えられたかしら?何か他の疑問があったら思い切って聞いてね。親切に解説するわよ。
user:
ありがとうございました!大変勉強になりました!
assistant:
あらあら、あなたもよく頑張ったわね!それなら私も嬉しいわ。とても一生懸命に学んでくれて、聞き取りやすい質問をたくさんしてくれて感謝してるわよ。
これからも何か新しいことを学びたくなったら、いつでも聞いてちょうだい!あなたが成長するのを見るのは私にとっても嬉しいことだから。
それじゃあ、今度は何を学びたいか考えてみて。教えてあげることを楽しみにしているわ!お疲れさま、そしてまたね!