この記事ではUnity5.5.2,windows10を用いています.
Unityのダウンロードから簡単なチュートリアル,HMD(Oculus rift cv1)に表示するための設定を説明します.
#Unityのダウンロード・インストール
##ダウンロード
https://store.unity.com/ja/download?ref=update
ここからダウンロード.
##インストール
特に迷う項目はなく,NextでOK.
インストール参考資料↓
http://programming-study.com/technology/unity-install/
2.project名と保存場所を指定して,Create project
※Unityのバージョンによっては,同じ起動画面ではない可能性があります.
#Unity画面の見方
Unity画面内に何があるのか確認しましょう.
##画面その1
① Sceneパネル
中央に表示さてている画面(太陽とかカメラが画面)
現在のシーンの3D空間を視覚的に構築するもの
② Hierarchyパネル
現在のシーン内のすべてのオブジェクトをツリー上に表示しているもの
画像ではMain cameraとDirectional Lightと書かれているところのこと
③ Projectパネル
SDKなどをインポートしたり途中で作成したりしてこのプロジェクトで再利用可能なリソースを表示する場所
④ Inspectorパネル
現在選択されているオブジェクトのプロパティを表示する場所
##画面その2
それでは,Sceneパネルの上部にあるGameタブをクリックしてみましょう.
⑤ Gameビュー
ゲームカメラが実際に見ている景色(カメラから見たシーン)
⑥ Consoleタブ
コードスクリプトやエラー,警告などのメッセージが表示される
⑦ メインメニューバー
Playモードを開始する三角アイコンボタンなど,作成したプロジェクトのコントロールができるもの
#チュートリアル
ここからはチュートリアルです.
オブジェクトの追加を行っていきます.
それではSceneタブをクリックしてSceneパネルを表示してください.
##平面の追加
地平面のオブジェクトを追加します.
Hierarchyぱねるから[Create]メニューをクリック.
[3D Object]→[Plane]を選択
デフォルトの白い平面がSceneパネルに表示されました.
Inspectorパネルを見てみると,Position(0,0,0),Rotation(0,0,0),Scale(1,1,1)であることが確認できます.
(もし,この記事と違った数字の人は入力して合わせてください)
###名前の変更
地平面オブジェクトの名前を変更してみましょう.
HierarchyパネルのPlaneを右クリック,[Rename]を選択し[GroundPlane]と入力.
名前の変更ができたと思います.
##立方体の追加
立方体のオブジェクトを追加します.
地平面を追加した時と同様.
Hierarchyパネルから[Create]→[3D Object]→[Cube].
このままでは,立方体が地平面に埋まっているため,Positionを変更しましょう.
InspectorパネルのPositionを(0,0.5,0)に変更します.
練習としてRotationを(0,35,0)にも変更してみましょう.
##プロジェクトの保存
オブジェクトの追加が終わったら,プロジェクトを保存しましょう.
メインメニューの[File]→[Save Project]で保存できます.
また,Sceneの保存も行います.
[File]→[Save Scene]を選択すると,ファイル名を聞かれると思います.
ファイル名はなんでもいいのですが,ここでは[VR_tutorial]とします.
これでシーンの保存もできました.
以上でチュートリアルはおしまいです.
自由にオブジェクトを追加したり,動かしたりしてみましょう.
#Oculus Rift向けにビルド
UnityはOculus Riftを標準でサポートしているため,難しい操作は必要ありません.
1.メインメニューの[File]→[Build Setting...]を選択.
2.[Add Open Scenes]を選択.
VR_tutorialがScenes In Buildに追加されたと思います.
3.次に,[Player Setting...]を選択します.
Inspectorパネルの位置に[Player Setting]が表示されます.
4.[Virtual Riality Supported]にチェックをいれましょう.
5.最後に[Build Setting]の[Build]をクリックし,ファイル名を入力(VR_tutorialとしました).
6.最後にメインメニューバーの三角再生ボタンをクリックすれば,Oculusで体験することができます.