目次
- Dockerfileからイメージを作成
- コンテナを起動
- コンテナを停止
- イメージからコンテナを作成
- イメージの一覧を表示、イメージID確認
- イメージを削除
- コンテナの一覧を表示、コンテナID確認
- コンテナの削除
- 実行中のコンテナでコマンドを実行
概要
Docker初めて1週間の初心者Docker使いによる初心者のためのチートシートを作成しました。
コマンドがたくさんあり、どれから使ってみればいいのかわからない。
そもそも各コマンドはどんな動きをするの?といった方向けです。
下記のチートシートのコマンドを使えるようになれば、Dockerをなんとか動かせるようになるのではないかと思います。
オプションの詳細等は公式ドキュメントのリンクを貼っているのでそちらを参照してください。
全コマンドの公式リファレンスはこちら=>公式リファレンス-コマンド一覧
Dockerfileからイメージを作成
docker build [オプション] パス | URL | -
【docker-build】公式リファレンス
例)docker build -t pythondev .
(カレントディレクトリ=Dockerfileが存在するディレクトリ)
- オプション(よく使うものを抜粋)
- -t, --tag=[] '名前:タグ' 形式で名前とオプションのタグを指定
- -f, --file="" Dockerfileの名前 (デフォルトは 'PATH/Dockerfile')
コンテナを起動
docker start コンテナID
コンテナを停止
docker stop コンテナID
イメージからコンテナを作成
docker run {イメージ名 | イメージID}
- オプション(よく使うものを抜粋)
- -it ホストとコンテナの標準入出力を接続
- -d バックグラウンドで実行
- -p 「ホストマシンのポート:コンテナのポート」でホスト側とコンテナを接続
- --name コンテナの名前を指定
イメージの一覧を表示、イメージID確認
docker images [オプション]
- オプション(よく使うものを抜粋)
- -a, --all=fa
イメージを削除
docker rmi [オプション] イメージID
【docker-rmi】公式リファレンス
※コンテナが作成されている場合は削除できない。
- オプション(よく使うものを抜粋)
- -f, --force 強制削除
コンテナの一覧を表示、コンテナID確認
docker ps [オプション]
- オプション(よく使うものを抜粋)
- -l, --latest 最後に作成したコンテナを表示 (どのような状態でも)
- -a, --all 全てのコンテナを表示 (デフォルトは実行中コンテナのみ表示)
コンテナの削除
docker rm [オプション] コンテナID
- オプション(よく使うものを抜粋)
- -f, --force 実行中のコンテナを(SIGKILLを使い)強制的に削除
- -v, --volumes コンテナと関連づけられたボリュームを削除
実行中のコンテナでコマンドを実行
docker exec [オプション] コンテナID コマンド
【docker-exec】公式リファレンス
※コンテナは起動中でないといけない。
例:起動中コンテナのbashを起動
exec -it {コンテナID} /bin/bash
- オプション(よく使うものを抜粋)
- -t, --tty=false 疑似ターミナル (pseudo-TTY) の割り当て
- -i, --interactive=false アタッチしていなくても STDIN をオープンにし続ける
- -u, --user= ユーザ名か UID (書式: <名前|uid>[:<グループ|gid>]