Laravelのmake:migrationコマンドでひな形を作る際の挙動メモ
テーブルを新しく作る場合(Schema::create)
コマンドを打ち込んだだけでこのようなusersテーブルを作るひな形が生成されている状態にしていきます。
public function up()
{
Schema::create('users', function (Blueprint $table) {
$table->id();
$table->timestamps();
});
}
マイグレーションファイル名によっては自動でテーブル名付きのひな形が生成される
たとえばこのようにコマンドを入力すると自動でテーブル名付きのひな形が生成されます
php artisan make:migration create_users
マイグレーションファイル名がcreate_から始まる場合は自動でテーブル名を読み取り、Laravelがひな形を作ってくれます。
ちなみにcreateUsersのようにキャメルケースでファイル名を指定してもひな形が生成されます。
php artisan make:migration createUsers
パスカルケース(CreateUsers)でもひな形が生成されます。
php artisan make:migration CreateUsers
ケバブケース(create-users)ではひな形は生成されませんでした。
php artisan make:migration create-users
この項目のまとめ
- createからファイル名が始まることが条件
- 〇 スネークケース(create_users)ではひな形が生成される
- 〇 キャメルケース(createUsers)ではひな形が生成される
- 〇 パスカルケース(CreateUsers)ではひな形が生成される
- × ケバブケース(create-users)ではひな形は生成されない
コマンドを追加してテーブル名を指定することもできる
通常このようにコマンドを打つとひな形は生成されませんが
php artisan make:migration users
このように--create=テーブル名とするとひな形が追加されます。
php artisan make:migration users --create=users
この項目のまとめ
- --create=テーブル名をコマンドに追加でひな形が生成できる
テーブルをアップデートする場合(Schema::table)
public function up()
{
Schema::table('users', function (Blueprint $table) {
//
});
}
テーブルを更新する場合はこのようなひな形を作ります。
マイグレーションファイル名によっては自動でテーブル名付きのひな形が生成される
こちらもマイグレーションファイル名によっては自動でひな形が生成されます。
php artisan make:migration add_to_users
このようにadd_to_ から始まるファイル名を指定すると自動でひな形が生成されます。
先ほど同様、スネークケース(add_to_)、キャメルケース(addTo)、パスカルケース(AddTo)であればひな形が生成されます。
ケバブケース(add-to-)はやはりひな形は生成されません。
この項目のまとめ
- add to からファイル名が始まることが条件
- 〇 スネークケース(add_to_users)ではひな形が生成される
- 〇 キャメルケース(addToUsers)ではひな形が生成される
- 〇 パスカルケース(AddToUsers)ではひな形が生成される
- × ケバブケース(add-to-users)ではひな形は生成されない
コマンドを追加してテーブル名を指定することもできる
このように--table=テーブル名をコマンドに追加することでひな形付きのマイグレーションファイルを生成することができます。
php artisan make:migration update_users --table=users
こちらのブログに更新したものです
Laravelのmake:migrationでテーブル名を指定して作成する方法