GitHubで初めてのブランチ作成とプルリク!初心者が学んだこと
はじめに
GitHubを使ってチーム開発をする際、ブランチを作成し、プルリクエスト(PR)を送ることは必須の流れ。しかし、初心者にとってはこのプロセスが難しく感じることも。
この記事では、「ブランチとは?」「PRとは?」という基礎知識 から、 「実際の操作方法」 まで詳しく解説する。Gitを学び始めたばかりの人でも安心して使えるようになるはず!
そもそもGitとは?GitHubとは?
Gitとは?
Gitは「バージョン管理システム」の一つで、ソースコードの変更履歴を記録するためのツール です。
例えば、ドキュメントの編集履歴を保存する「Googleドキュメントの変更履歴機能」に近いイメージ。ただし、Gitは 複数人での開発 に適した仕組みになっていて、「誰が」「いつ」「どこを」修正したか を簡単に管理できます。
GitHubとは?
GitHubは、Gitをオンラインで使えるようにしたサービス です。
- Gitを使ってコードを管理できる
- チームで共同開発しやすい
- 変更の履歴を記録・管理できる
GitHubを使うことで、複数人での開発やコードレビューがスムーズになります。
ブランチとは?
ブランチとは、メインのコードを維持したまま、新しい変更を加えられる作業領域 のこと。
例えば、
-
main
ブランチ(本番環境にあるメインのコード) -
feature/button-fix
(ボタンの修正作業用のブランチ)
のように分けることで、メインのコードに影響を与えずに修正ができる。
✅ なぜブランチを使うのか?
- メインのコードを壊さずに新しい機能を開発できる。
- 修正内容を後からまとめて確認できる。
- PRを使って、他の人と共有・レビューしやすくなる。
ブランチを作成する方法
ブランチを作成し、そこに変更を加えていきます。
ブランチの作成手順
git checkout -b feature/button-width-fix
feature/button-width-fix
という新しいブランチを作成し、そこに移動する コマンドです。
変更をコミットする
ブランチを作ったら、次に変更を加え、保存(コミット)します。
git add .
git commit -m "ボタン幅を修正"
✅ ポイント:
-
git add .
は「変更を記録する準備(ステージング)」をする。 -
git commit -m "コメント"
で変更を確定させる。 - コミットメッセージは、どんな変更を加えたのか分かりやすく書く。
リモートリポジトリにプッシュする
作業が完了したら、変更をGitHubにアップロードします。
git push origin feature/button-width-fix
もし、エラー fatal: The current branch has no upstream branch.
が出た場合は、以下のコマンドを使います。
git push --set-upstream origin feature/button-width-fix
プルリクエスト(PR)とは?
PR(プルリクエスト)とは、「この修正をメインのコードに取り込んでください!」と依頼するための仕組み です。
GitHubでは、PRを作成することで 「この修正で問題ないかチェックしてもらう」 ことができます。
✅ PRを使うメリット
- 変更内容を他の人にレビューしてもらえる。
- コードに問題がないかチェックできる。
- メインのコードを安全に保てる。
プルリクエスト(PR)を作成する方法
GitHubのリポジトリにアクセスし、「Pull Requests」タブから「New Pull Request」を選択。
PR作成時のポイント
- 何を修正したのか明記する
- なぜこの修正が必要なのか説明する
- スクリーンショットやコードの変更点を載せると親切
まとめ
GitHubでのブランチ運用とPRの流れを学ぶことで、チーム開発にスムーズに参加できるようになります。
✅ ブランチを作成して、変更を安全に管理する
✅ PRを通じてレビューを受けることで、より良いコードを書く
✅ エラーが出ても慌てずに調べながら対応する
初心者でも、これらの流れを押さえれば自信を持って開発に取り組める!