GitHubクローン & Flutter環境構築でつまずいたポイントと解決方法
はじめに
Flutterでのアプリ開発を始めるにあたり、最初の関門となったのが GitHubのクローン と Flutterの環境構築 だった。
GitHub自体は知っていたものの実際に使ったことはなく、Flutterも完全に未経験。特に環境構築ではエラーの連続で、試行錯誤の繰り返しとなった。
本記事では、初心者目線で GitHubクローン & Flutter環境構築で発生したエラー とその 解決方法 について詳しく解説する。
1. GitHubのクローン
手順
- GitHubリポジトリのURLを取得
- ターミナルまたはCursorで
git clone <リポジトリURL>
を実行 - ローカルにプロジェクトが作成されることを確認
つまずいたポイント & 解決策
✅ Gitがインストールされていなかった
問題: git clone
を実行すると command not found
エラーが発生。
解決: Gitをインストール。
# Macの場合
brew install git
# Windowsの場合(公式サイトからインストール)
https://git-scm.com/downloads
GitHub Desktopを使うと、GUIで簡単にクローンできるため、初心者にはおすすめ。
2. Flutterの環境構築
手順
- Flutter SDKをダウンロード & 解凍
- 環境変数を設定
-
flutter doctor
を実行して環境を確認 - Android Studio & 必要なSDKをインストール
つまずいたポイント & 解決策
✅ ダウンロードフォルダにインストールしてしまい、パスが迷子
問題: 途中でフォルダを移動させたため、flutter doctor
がFlutterを認識できなくなった。
解決: 一度Flutterを削除し、ユーザーフォルダに再インストール。
# 環境変数の設定を再確認
export PATH="$PATH:/Users/your_user/flutter/bin"
✅ JDKのバージョンによるエラー
問題: Java 21を使用していたが、GradleやAGPのバージョンとの組み合わせでエラーが発生。
解決: Java 17にダウングレードし、Gradle設定で指定。
export JAVA_HOME="/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk-17.jdk/Contents/Home"
または gradle.properties
に以下を追加。
org.gradle.java.home=/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk-17.jdk/Contents/Home
✅ Android Studioの埋め込みJDKが問題だった
問題: flutter doctor
ではJava 17が設定されていたが、実際にはAndroid Studioの埋め込みJDK(Java 21)が使用されていた。
解決: Android Studioの gradle.properties
に明示的にJDKのパスを指定。
まとめ
- GitHubのクローンは SSHキーを設定する ことでスムーズに。
- Flutterの環境構築では ダウンロード場所とパス設定に注意。
- Javaのバージョンは GradleやAGPと互換性のあるものを選択。
- Android StudioのJDK設定を確認し、
gradle.properties
で指定すると確実。
開発を進める上で環境構築は避けて通れないが、つまずいた際はエラーメッセージをよく読んで対処するのが大切。初心者の方の参考になれば幸い!