やっぱり外出先からも、自宅に立てたサーバーにsshしたいですよね。
そんな時、iPhoneが手元にあって、サーバーのsshがポート開放されていれば、なんとiPhoneから簡単なコマンドをssh経由で実行することができます。
ポート開放に関しては説明を省略しますので各自お調べください。
iPhoneのショートカット
まずはこれを探す。
あったら開いて、画面の右上の「+」をタップして新規作成する。
アクションを追加
追加するコマンドのところで、「ssh」と検索すると「SSH経由でスクリプトを実行」が出てくるので、それを選択する。
今回は、以下の記事で作成した「receiveMoisture.py」を実行したいので、そのようにスクリプトを記載する(ファイルは雑にデスクトップに置いたフォルダにまとめている)。
植物の水やりをIoTする その3:Raspberry piを用いての給水タイミング制御
このスクリプトを実行すると実行結果をコンソール上に表示するのだが、今回はこの受け取った値をアラートとして表示したい。
スクリプティの
通知→アラートを追加
とする。
で、「シェルスクリプトの結果を表示」にすると、本来コンソールに表示するはずだった値をピコンと表示してくれるようになる。
完成したら「・・・」の箇所を選択して、「ホーム画面に追加」をしておこう。
できた!
タップすると起動する。
完了すると、値が表示される。
できた!
この値は、私が構築したアナログセンサーから取得した値をRaspberry piを経由して取得したものである。
自宅の観葉植物の乾燥具合をインターネットを経由しiPhoneで監視するという、プチIoTをこれで実現することができた。
ショートカットは便利なので今後も使っていきたいなあ。