サーバからドメイン取得、SSL証明書の作成まで、全てAWSで行ってみた
設定時にスクリーンショットを取らずにやってしまったので、公式サイトや先人達の知恵を拝借して
ザックリとした設定手順は以下の通り
- EC2インスタンス作成
- Route 53でドメイン取得
- AWS Certificate Manager(ACM)でSSL証明書作成
- EC2 Elastic Load Balancing(ELB)でSSL証明書を使用する設定
- Route 53でDNS設定
前提
EC2でインスタンス作成済み
前もっての注意事項
EC2と以下の作業は全て同じリージョンで設定する
リージョンが異なると、作成したSSL証明書が選択できないなど困ったことになる
少し前まで東京ではSSL証明書が作成出来なかったようだが、現在は東京でも出来る
ドメイン取得
Route 53
でドメインを取得する
ドメイン取得費用は、.jp
ドメインだとAWS以外で取得するのに比べてかなり高め、.com
ドメインは他と比べてもそこまで大きな差はない
以下の公式サイトの設定手順を参考にドメインを取得する
以下の中で必要なのはEC2
のElastic IP
の取得とRoute 53
でのドメインの取得までで、ステップ3のDNSの設定はまだ行わない(後のELBの設定後に行うため)
https://aws.amazon.com/jp/getting-started/get-a-domain/
SSL証明書作成
AWS Certificate Manager(ACM)
でSSL証明書を作成する
SSL証明書の作成は無料だが、作成したSSL証明書のダウンロードは出来ないので、ELB
かCloudFront
を使用する必要がある
良くまとまっているサイトがあったので参考にさせていただいた
http://blog.serverworks.co.jp/tech/2016/04/07/acm_beginner/
ロードバランサー設定
先に作成したSSL証明書を使用するため、Elastic Load Balancing(ELB)
を設定する
以下の公式サイトの設定手順を参考にロードバランサーを設定する
http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/ElasticLoadBalancing/latest/DeveloperGuide/elb-getting-started.html
上記ではSSLの設定が載っていないので補足
「リスナーの設定」では、HTTP(80)
に加えHTTPS(443)
を設定する
「セキュリティの設定」で「AWS 証明書マネージャ (ACM) から、既存の証明書を選択する」を選択し、先に作成したSSL証明書を選択する
DNS設定
Route 53
でAレコードのエイリアス設定を行う
ドメイン取得で参考にしたページのステップ3のDNS設定から再開し、静的 IP アドレス
ではなく、全修飾ドメイン名 (FQDN)
の手順に従って設定する
https://aws.amazon.com/jp/getting-started/get-a-domain/
これで一通り設定終了