はじめに
就職活動の中である会社とカジュアル面談をさせていただいたとき、__「引数とは何か説明してみてください」__と聞かれたのですが、うまく答えられなかったため、反省としてこの記事を書いています。
引数とは
関数に渡す値のこと。引数を渡された関数は、引数を使った計算ができます。
たとえば私がxとyを足すだけの関数を作ったとします。
Swiftの関数
func sum(x: Int, y: Int) -> Int {
x + y
}
このとき、xとyを__仮引数__と呼びます。xとyの中には何も入っていません。
関数を呼び出して、xに2を、yに3を入れます。
関数の呼び出し
sum(x: 2, y: 3) //5が返ってくる
このとき、2と3を__実引数__と呼びます。
関数の中で2 + 3
という計算が行われ、結果として5
という値が返ってきます。
このように、関数に渡す値を引数と呼びます。
引数を使う利点
逆に、引数を使わない関数を考えてみましょう。
常に2 + 3という処理をする関数を作ります。
引数を持たない関数
func sum() -> Int {
2 + 3
}
この関数を呼び出しても、常に2 + 3しか処理をしてくれません。極端な例ではありますが、この関数はあまりにも限定的で、使い勝手が良いとは言えないでしょう。
つまり、引数を使うことによって、__その場面ごとに対応できる柔軟な関数を作ることができる__と言えます。
まとめ
- 引数とは関数に渡す値のこと
- 引数を使うことでさまざまな場面に対応できる関数を作れる