はじめに
テストデータを作ろうと思います。
DBのデータは簡単に作れますが、それ以外のデータは手間がかかります。
そこで、コマンドプロンプトでファイルとローカルユーザー/グループの作成方法を紹介します。
テストデータを作る
ファイル
ファイルサイズの境界値をテストする際に、ピッタリサイズのファイルが必要になります。
コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行するとサイズを指定して作成できます。
fsutil file createnew <ファイル名> <サイズ>
例)
50MBのファイルを作成(50*1024*1024=52428800)
fsutil file createnew 50MBサイズ.txt 52428800
ローカルユーザー/グループ
ローカル環境で権限関連のテストをする際に、ユーザーとグループが必要になります。
数件であれば「コンピュータの管理」から追加しても良いのですが、量が多いと大変です。
そこで、コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行する事で作成できます。
net user <ユーザー名> /add
net localgroup <ローカルグループ名> /add
パスワードポリシーがある場合はパスワードを指定します。
net user <ユーザー名> <パスワード> /add
例)
ユーザー:test_user001、グループ:test_group01を追加
net user test_user001 /add
net localgroup test_group01 /add
テスト後に不要であれば以下のコマンドで削除しましょう。
net user <ユーザー名> /delete
net localgroup <グループ名> /delete
おわりに
大量に作成する場合は、Excelやテキストエディタでコマンドを作成すると良いです。
改行がEnterと解釈されるので、コマンドプロンプトに張り付けると一括で実行されます。