概要
HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1 ver2.5を受験しました。
どういう風に勉強すればいいのか自身の体験が参考になれば幸いです。
きっかけ
Web勉強していてちょうどいい資格ないかな~と探していました。
HTMLは基本的な事は知っているがHTML5になって変わった点については理解が浅かったので受験しました。
自己啓発が目的です。
結果
83点/100点で合格しました。(65点以上で合格)
セクションごとの正解率はAPIの基礎知識だけ低かったもののそれ以外は80%以上といった感じです。
用意したもの
書籍
「HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1 スピードマスター問題集 Ver2.5対応」(以降スピードマスター問題集)という書籍を購入しました。
書籍を検索するとこの本と「HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1 対策テキスト&問題集」(以降対策テキスト問題集)の2つがヒットします。
2つの書籍の違いは
- スピードマスター問題集は「問題を解く→答えを見る→解説を見る」の順番
- 対策テキスト問題集は「知識を学ぶ→問題を解く」の順番
と本の構成の違いがありますので自分に合った参考書を選ぶのがいいと思います。
社内で他に受験された方の意見も参考にスピードマスター問題集の方を購入しました。
(参考)書籍URL
学習サイト
Ping-tのプレミアムプランに1ヶ月加入して対策問題集をこなしました。
1ヶ月にした理由の1個に不合格になるともう1ヶ月延長しないといけないという緊張感を出すというのも込めました。
正直な事を言うと出てくる問題の内容の比率でいうと書籍に乗っていた問題の方が多いです。
それなのに何故Ping-tも利用したかというと
- ジャンルごとに問題を出したり、正解/不正解を記録する部分がシステム化されてる
- 移動時間中にポチポチ解ける
- ミスした部分を重点的に解き直せる
という利便性のところが大きいです。
後5問くらい「あ、Ping-tで見たやつだ」があってそこを拾えたのが大きかったかもしれないです。
懸念点としてはレベル2が教材として無いのでこの勉強法はレベル1のみで有効という事です・・・
(レベル2も対応お願いします!)
注意
書籍等購入する際は試験のバージョンが一致しているか必ず確認してください。
(今回はバージョン2.5を受験したので紹介している書籍等もそれに準拠しています)
スケジュール
1ヶ月前から対策を始めました。
なお、全体的な話として毎日きっちりはやっておらずモチベーションが高まっているときとかにやってます。
対策開始~2週間前
業務前の朝の時間や移動時間を活用してPing-tの問題を1日40問目安で解きました。ちなみに問題は約400問あります。
まずは現時点での自分の知識でどのくらい挑めるのか知る事を目標としました。
最初は惨敗でしたが何度もミスした部分を解き直すことでじんわりと知識が身に付いた気がします。
それらを全部解いたら2周目に入ります。間違えた直後に解き直して正解したような問題は時間を空けるとまた間違えることが多く、問題を周回することは大事だなぁと思いながら最終的には3周目を終えたところでPing-tでの対策は終わりました。
模擬試験という機能もあり90分60問で問題を解くことも可能なのでそちらも3回くらいやりました。
90点くらいは取れていたと思いますが、Ping-tの模擬試験で90点取れたとしても当日は出る問題の系統が若干違うので慢心しない方がいいです。
1週間前~前日
Ping-tでの対策がほぼ終わり、残りの時間はスピードマスター問題集をひたすら読みました。
ここで思ったのは「Ping-tでやらなかったような問題まだまだあるな」という少しばかりの絶望。
この問題集には問題の重要度というのが☆1~☆3でありますがそれは無視して一通りやった方が間違いないです。
なぜかというと、当日は見たことが無いような問題が出てくることもあるのでそこに対する余裕を持たせるには
少なくとも事前で学習できる部分は完ぺきにしておいた方がいいです。
後、スピードマスター問題集の場合選択肢ごとの解説があり「なぜ正解か」「なぜ不正解か」が分かりやすいので解説も見て学ぶとより身に付きます。
問題について
ほとんどは選択式ですが一部記述があります。
記述になる問題はかなり限定されているのでまずはそこを抑えるのがいいと思います。
具体的な問題の内容にここで触れるのはダメな気がするのでそこは問題集等を是非見てください。
気にする点としては
- 正しい記述方法がモノによってバラバラなので混在しないように1個1個覚える
(大文字や小文字の違いとか複数ある場合の区切り方とか) - 問題文にある「正しいものを選べ」「適切なものを選べ」の違いを意識する
(こうやって書くことは出来るけど推奨されてないからNGっていうパターンが時折あって、そういう時は問題文が「適切なものを選べ」になっています。) - 問題文と選択肢が全く同じで本番に出てくるパターンはほぼないので、ちゃんと応用を利かせられるようにする
選択肢ごとに「合っている」「誤りである」を覚える。
辺りです。
当日
緊張と寒さ(当日はニュースになるレベルの大寒波)でヤバかったですが問題を解き始めると「あー、大丈夫そう」という安心感がでて波に乗れたので、やはりある程度当日初めて見るような問題に対するバッファを持たせておくのが重要だと実感しました。
見直し等をしたうえで試験時間90分に対し40分を使っての退出だったので時間的な心配はありませんでした。
とはいえAPIの部分で初めて見るような問題の問われ方があって面食らったのを覚えています。(多分そこは不正解)
感想
セクショニングコンテンツについて理解が深まったのが一番大きかったかもしれないです。
divタグ乱用人間から卒業しなければと思いました。
自分のようなHTMLの基礎だけ知っているような人に対し知識のアップデートを行う機会としては良かったと思います。
あまり具体的に「これ知っておくといい」という部分が紹介できておらず申し訳ないですが受験する際の参考にしていただければと思います。