Android Thingsを簡単にセットアップできるUtillityが公開されたのでその使い方メモです。
今回は、Raspberry Pi3用のセットアップから、Wifi設定までを行います。
Android Things Setup Utilityでできること
Android Thingsイメージの焼き込みと、Wifiの設定ができます。
【対応OS】
Windows、Mac、linux
【対応機種】
Raspberry Pi3、NXP Pico i.MX7D、NXP Pico i.MX6UL
ダウンロード方法
以下のURLよりダウンロードしてください。
https://partner.android.com/things/console/#/tools

イメージの焼き方について
起動方法
ダウンロードしたファイルを展開すると、以下のファイルが入っていますので
利用しているOS合わせたファイルを実行します。
Mac版で動かす場合は、必ずsu
で実行してください。
実行しない場合は、sdカードの書き込みで失敗します。
アプリを起動すると以下のような画面が表示されます。

新規でインストールする場合は、[1]
キーを押下します。
機種の選択

選択すると、対象となる機種の一覧が表示されますので
お使いの機種の番号のキーを押下します。
今回はRasberryPiがターゲットなので[1]
キーを押下します。
イメージの選択

専用のツールがダウンロードされ、使用するイメージの設定を方法を選択します。
[1]
を選択すると、自動的に最新イメージがダウンロードされます。
Android Thingsのコンソールからイメージをダウンロードされている場合は[2]
を選んでください。
※今回は[1]
選択

イメージファイルが自動的にダウンロードされ、展開されます。
2回目以降はダウンロードされず同じファイルが使用されているようです。
SDカードを入れ、[Enter]
キーを押してください。
書き込みの開始

書き込み先の確認が表示されますので、問題ないようでしたら何かキーを押下します。

SDカード内のデータを消しますか?と聞かれますので問題かければ[y]
キーを入力し、
[Enter]
キーを押下すると書き込みが開始れます。

正常に完了すると、以下のようなメッセージが出力されます。
メッセージに従いRaspberry Pi3をSDカードに入れて起動させます。

Wifiの設定
イメージの書き込みが終わったら、Wifiの設定に移ります。
Raspberry Pi3は、必ず有線LAN
に接続してください。

[y]
キーを押下して、Wifi接続に進みます。

同一LAN環境に、Raspberry Pi3が見つかった場合は、network名の入力画面になります。
※もし見つからない場合は、IPアドレスを指定する画面になります。

network名が入力されると、続いてpasswordの入力を行います。
passwordが登録されると、Wifi環境への接続が始まり、Successfully
が表示されたら無事に接続完了です!
あとは、adb connectで接続して、Android Studioを使って開発してください!