【Flutter】Windows環境からiOSアプリをCodemagicでテストする方法 🚀

Codemagicとは：
・Windows環境からでもMacなしでiOSビルドが可能
・GitHub/GitLabなどと簡単に連携
・無料プランで手軽にスタート可能

🔍 必要なもの
・Windows PC
・Flutterアプリのリポジトリ（GitHubなど）
・Codemagicのアカウント（無料で登録可能）

🛠 CodemagicでiOSシミュレーター向けにビルドする手順
① Codemagicとリポジトリを連携する
Codemagicにログインし、Flutterアプリのリポジトリを登録します。
https://codemagic.io/start/

Codemagicで「Add Application」を選択
GitHubなどで認証し、リポジトリを選択
② codemagic.yamlの設定
Flutterプロジェクトのルートに以下のcodemagic.yamlを作成します。

workflows:
  ios-simulator-test:
    name: iOS Simulator Test
    environment:
      flutter: stable
      xcode: latest
    scripts:
      - flutter packages pub get
      - flutter analyze
      - flutter test
      - flutter build ios --simulator --debug --no-codesign
    artifacts:
      - build/ios/iphonesimulator/*.app

この設定で、Codemagic上でシミュレーター用のiOSアプリが作成されます。
③ 変更をコミットしてGitHubにプッシュ
作成したファイルをコミット・プッシュします。

git add codemagic.yaml
git commit -m "Add codemagic.yaml for iOS simulator test"
git push origin main

④ Codemagicでビルドを開始 🎯
Codemagicで以下を行います。

「Start new build」をクリック
ワークフローを選択（ios-simulator-test）
「Start new build」を再度クリックしてビルドを開始
Codemagicがクラウド上でiOSシミュレーター向けアプリを生成します。

🌟 Windowsで動作確認をする方法
ビルドが成功すると、iOSシミュレーター用の.appファイルが生成されます。

Windows環境から手軽に確認するには Appetize.io がおすすめです。

📱 Appetize.ioを使ってブラウザで確認
Codemagicで生成した.appフォルダをZip圧縮してダウンロード
https://appetize.io/
にアクセス
zipファイルをアップロードして起動
ブラウザ上ですぐにシミュレーターが起動し、アプリの動作を手軽に確認できます。

🚩 注意点
Codemagicの無料枠にも一定の時間制限（500分/月）がありますが、個人開発には十分です。

‼️補足
こんなエラーが出ました。

Error: The plugin "firebase_core" requires a higher minimum iOS deployment version than your application is targeting.
To build, increase your application's deployment target to at least 13.0 as described at https://flutter.dev/to/ios-deploy
Error running pod install

Podfile をiosフォルダ以下に格納する必要があるのですが、
そのためにはpodコマンドを使用する必要があります。
しかし、Windowsからでは使用できないので、LinuxとかMac OSの使用が必要となります。

これを回避するために、CursorでPodfileを生成してもらうと便利です。

これに付随して、必要に応じてpbxprojファイル等も変更してくれるので、便利🎉