はじめに
インフォマティカが提供する、 CDGC(データガバナンス&カタログ)では、各種システムからメタデータを取得する(スキャンと言います)ために、2023/10現在では、100種類近くのソース・システムに対応しています。
ただ、スキャンやリネージュの結果が、どんな風にCDGC上で見えるのかを実機で確認するには、準備や接続設定等で時間が掛かってしまいます。
そんなお急ぎのあなたに、実はマニュアルから、結果イメージを確認することができるんです。
Informatica Documentation
インフォマティカでは、Informatica Documentationと言うサイトで、マニュアルを提供しており、CDGCやCDMP(データマーケットプレイス)のドキュメント群の閲覧には、無償のユーザー登録(Sign Up)が必要となりますので、ご注意ください。
そこから、Metadata Command Centerを選択してください。
Metadata Command Center
メタデータを取得するなど主に管理者が操作をするMetadata Command Centerですが、このページの①Help for Administratorのボタンをクリックすると、②のようにシステム・ソース群が表示されます。
そこから、今回は例として、『Oracle Source』を選択します。
Oracle Source - View metadata extraction results
そうすると、Oracle Sourceの設定を個別に確認できるページに飛びますが、ここでView metadata extraction resultsを選択すると、Oracleから取得できるメタデータの一覧の結果イメージを確認することができます。
Oracle Source - View data lineage
さらにView data lineageのView lineage at the data element levelを選択すると、Oracleから取得できるカラムレベルのViewによるリネージュを確認することができます。
Oracle Source - View data profiling results
またView data profiling resultsを選択すると、Oracleからデータプロファイリングの結果を確認することができます。推測されたデータ型、データパターン、値の頻度等を確認することができます。
最後に
見て頂きましたように、マニュアルから、メタデータのスキャン結果イメージを簡単に確認することができます。新しいメタデータの取得を検討する時などに、とにかく急いで確認したいニーズはあるかと思うのでご活用ください。
なおスクリーンショットは英語のサンプルとなっていますが、実際には日本語で表示されますのでご安心ください。
また現時点では、すべてのソース・システムにおいて、結果イメージを閲覧できるわけではないので、ご注意ください。