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はじめに

インフォマティカが提供する、 CDGC(データガバナンス&カタログ)を使って、Cloud Data IntegrationからETL等のデータ連携に関するメタデータやリネージュを取得(スキャン)するためのガイドです。2023/07時点の情報を元にしています。
chrome_xgOHgyFePk.png

事前準備

CDGCがセットアップ済みであり、メタデータコマンドセンターのメニューにアクセスできるライセンス、およびユーザロール、ユーザである事を確認して下さい。こちらのナレッジベースより手順をご確認下さい。

前提

  1. IDMCのデータ統合(Cloud Data Integration : CDI)のアセット(マッピング等の資産)が読み取れる権限を持ったユーザーをご用意下さい。必要に応じて、データ統合の管理者の方にご相談下さい。

  2. スキャンするマッピングは、マッピングタスクに関連付けされている必要があります
    image.png

  3. マッピングタスクが少なくとも6ヶ月以内に1回、実行されている必要があります

スキャン対象

データ統合(Cloud Data Integration : CDI)、および関連製品から下記のメタデータを取得可能です。

  • プロジェクト
  • フォルダ
  • ビジネスエンティティ
  • ビジネス・エンティティ・フィールド
  • 計算
  • マッピング
  • タスク

スキャン設定

詳細のステップは、マニュアルHow to Libraryも合わせて参照して下さい。

  1. メニューから「メタデータコマンドセンター」を選択
    chrome_1tgmiMYCUF.png

  2. メタデータコマンドセンターから「新規」を選択
    chrome_w8lflLEgjP.png

  3. カタログソースから「Informatica Intelligent Cloud Services」を選択
    chrome_iX5WSIjD5e.png

  4. IDMC データ統合(CDI)への接続情報を入力し「次へ」をクリック

「IICS URL」のフォーマットは「 http(s)://<IICS_Base_URL>/identity-service/home」となり、<IICS_Base_URL>は、利用されているCDIのPod(IDMCのデータセンター)に合わせて変更して下さい。

chrome_koJs5CZ55W.png

  1. ランタイム接続から利用するSecure Agentを選択、必要に応じてフィルタによる絞り込みを実施し、「保存」をクリック

フィルタを適用して、データ統合(CDI)のプロジェクト、フォルダ、またはマッピングタスクからメタデータを包含または除外できます。パスは常に <ProjectName>/<FolderName>/<MappingTaskName> の形式で指定します。詳細の設定はマニュアルを参照して下さい。

chrome_DdfkVdr8Fx.png

  1. 「関連付け」「スケジュール」は必要に応じて設定しますが、今回はすぐにスキャンを実施したいため、「実行」をクリック
    chrome_yHaGFut0J6.png

  2. 実行のスコープは、そのまま変更せずに「実行」をクリック
    chrome_KWDOv2DOdu.png

  3. ジョブ監視画面に自動で遷移するので、しばらく待ってステータスが完了した事を確認
    chrome_ranMQGLXFX.png

結果の確認

  • データガバナンスとデータカタログ(CDGC)画面で、該当のカタログソースを検索し、メタデータが取得できていることを確認
    chrome_0c7MX8ZLU5.png

  • リネージュの確認
    「マッピングタスクインスタンス」- 「リネージュ」タブを選択し、リネージュが生成されているのを確認
    chrome_4Rd19oOayY.png

Tips

  • 前提の章でも書いていますが、CDI側でマッピングタスクと紐づける事、そのマッピングタスクが実行されている事を満たさないとメタデータをスキャンできないので、ご注意下さい。
  • 現時点では、Secure Agentの「Serverless」と「Hosted Agent」では、メタデータをスキャン出来ません。
  • リネージュにおいて、各種DB、ファイルシステム等の紐づけ作業(接続割当)については、別途、記事にする予定です

参考文献

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