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AWS Certificate Managerを使って無料でSSL証明書を発行する

Last updated at Posted at 2019-07-06

とある案件で EC2のサーバをSSLで公開したく、AWS Certificate Manager でSSL証明書を取得したときのメモ。

今回は

  • ドメインを持っている(example1.xyz としました)
  • そのドメインは、AWS Route 53(DNS)で管理している
  • EC2サーバの前におくELB(Elastic Load Balancer) でSSLのリクエストを受ける

という前提で書いてます。またDNSは、自分で操作できるサーバであればRoute 53である必要はないのですが今回はそれ前提で。

やってみる

マネジメントコンソールで、Certificate Manager を表示。「今すぐ始める」を選択。
a001.png

「証明書のリクエスト」を選択。
a002.png

ドメイン名に「*.example1.xyz」を入力して「次へ」をクリック。
a003.png

このドメインの所有者であることを確認するために

  • 「DNSを操作できること(CNAMEを追加出来る)」
  • 「特定のアドレスでメールを受信できる」

いずれかが必要なんですが、今回はRoute 53でこのドメインを管理している想定なので「DNSの検証」を選択し「確認」をクリック。
a004.png

確認画面です。「確認とリクエスト」をクリック。
a005.png

以上、こちらがDNS操作を行うのを待っている状態になりました。下記の画面で先頭の三角をクリックして開いてみると、、、
a006.png

このCNAMEレコードを追加してくださいと出ます。外部のDNSサーバを使ってるなら適宜設定すればよいですし、このアカウントのRoute 53でホストしてるなら、ワンタッチで設定出来るボタンがあるので今回は「Route 53でのレコードの作成」をクリックします。
a007.png

内容を確認し「作成」をクリック。
a008.png

成功、とでました。「続行」で元画面に戻ってみると
a009.png

初めは「検証保留中」となっていたのが、30分程度で、、、
a010.png

発行済みとなりました!
a011.png

ちなみにRoute 53の画面で見てみても、たしかにCNAMEレコードが追加されています。
ちなみにこのCNAMEレコードは、検証が完了したら削除してよいかと思います。

-- 2020/07/05追記 --
コメントでご指摘をいただきましたが、 CNAMEレコードを削除すると証明書を自動更新してくれなくなるので、検証を完了してもCNAMEレコードは削除しちゃダメでした。
自動更新を止めたい場合は削除して、などなどがユーザガイドに書いてありますね。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/acm/latest/userguide/gs-acm-validate-dns.html#dns-delete-cname
ご指摘ありがとうございました。
-- 2020/07/05追記 以上 --

a012.png

作成した証明書は、ELBの作成ウィザードの途中で指定することで、使用することができます。
b001.png

ELBを構築するところについては、またあらためて記事にしようと思います。

おつかれさまでした。

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