高い効率と信頼性を追求したフラグ同期方式を採用した伝送制御手順です。
メリット
- 任意のビットパターンを伝送できる
- データを連続して転送することができる
HDLCでは伝送する
データがキャラクタに拘束されない
ため、任意のビット列をデータとして伝送
することができます。また、HDLCではデータをフレーム単位で送信
しますが、受信確認を待たずにフレームを送信する
ことができるため、伝送能力が大幅に向上します。
HDLC (High-level Data Link Control) とは、IBM社が開発したSDLC(Synchronous Data Link Control)が元になっており、ISOによって標準化がされています。
大量かつ、高速なデータ通信に対応
しており、高能率で信頼性の高い
伝送制御手順です。基本形データ伝送制御手順では、データはキャラクタの連続となりますが、HDLC手順では任意長のデータの伝送が可能
なため、テキスト以外の多様なデータにも対応します。データはフレームという単位で送られ、相手の応答を待たずに連続して転送されます。また、誤り制御にBCCに比べ、より信頼性の高いCRC方式が使われます。任意のビットパターン伝送が可能で、分岐回線でも全二重通信ができます。
HDLCとは、ハイレベルデータリンク制御手順(High-Level Data Link Control)の略称でフレーム同期型の通信プロトコルのことを言います。
任意のデータ長での伝送が可能で、CRC(Cyclic Redundancy Check)によりデータの誤り検出を行っている
ため信頼性の高いデータ伝送を行うことができます。
感想
フラグ同期方式やデータの誤りを検出するデータの伝送の規則のセットみたいなものか