リピータ ハブは、
送られてきたデータをすべての端末にいったん送信
します(送信先以外の端末では送られたデータは無視されます)。端末Aから端末Bにデータを送信している間は、ほかの端末同士が通信を行うことはできません。
リピーターハブのリピーターとは、ケーブルでデータを伝送する際に中継機器の役割を果たすものです。さらにリピーターには、
受信した信号を増幅・整形したうえで送出する
機能もあります。ハブにも同様に中継機器の側面もありますが、どちらかといえば複数のケーブルを接続して、ネットワークにつながるデバイスの数を増やす機器と考えられています。つまりリピーターハブとは、複数のデバイスをネットワークに接続するための中継機器です。ハブにはリピーターハブのほかにもスイッチングハブがあります。リピーターハブでは、ネットワークに接続されたデバイスAからの要求を受信すると、デバイスAを含むデバイスB、Cなどのすべてのデバイスに応答(電気信号を中継)します。これに対してスイッチングハブの場合は、デバイスAに対してのみ応答し、ほかのデバイスBやCには応答しません。以前はリピーターハブも使われていましたが、最近ではハブといえば、ほとんどの場合、スイッチングハブを指しています。