BIOS(バイオス)とはBasic Input Output Systemの略称で、マザーボード上のROMに搭載されているプログラム
です。
Windows等のOSが起動する前に動作し、パソコン本体に搭載されているハードウェア(キーボード・マウス・メモリ・CPU・ハードディスク等)の管理と制御
を行います。
BIOSの設定を変更することで、起動時のハードの読み込みの順序を変更したり、搭載されているハードウェアを使わせたくない場合等に、意図的に無効化したりすることができます。
また、ハードディスクのアクセスにパスワードを用いる設定を行うことで、Windows等のOSが起動する前にユーザーにパスワードを求める事も可能で、動作がハードに依存するために強いセキュリティを実現できます。
反面、BIOSはパソコンの起動の根幹を担うため、BIOSのアップデートや、操作中の停電等のなんらかの障害で破損した場合、パソコンの起動は不可能
になります。
また、一部ソフトウェアにはBIOSの情報を利用するものがあるため、パスワードをかけた事により動作しないソフトウェアが出てくる場合があります。
出典
BIOS(バイオス)とは「Basic Input/Output System」の略で、パソコンの基盤であるマザーボードに搭載され、パソコンの電源が入ってから最初に動き、OSの読み込みや、主にハードウェアを制御するプログラム
です。
BIOSはパソコン起動時のハードウェア制御だけでなく起動順位の変更やパスワード設定を行うことができます。
起動順位の変更は、システムが起動中に間違ったストレージを選択してしまう時やOSのインストールができない時に行います。
パスワード設定は、①コンピューターにログインするために入力するシステムパスワード、②BIOSを設定する際に入力する管理者パスワード、③ハードウェア起動時に入力するハードウェアパスワードと3種類あります。どのパスワードも設定することで不正なユーザーのアクセスを防止します。
他にも、パソコンの故障箇所の診断をするためにハードウェアテストを行いCPUやメモリ、HDDの動作に異常がないかの確認
も行うことができます。
出典
感想
パソコンを起動した時パスワードを要求されるのはBIOSの働きのなのか。