外のネットワークへ出すためのデフォルト・ゲートウェイ
ネットワーク外へのトラフィックは、デフォルト・ゲートウェイ(default gateway)と呼ばれるルーターへ送信することになっている。慣例では、デフォルト・ゲートウェイはネットワーク内で最小(198.32.65.2)を持つ。
ARPブロードキャストを使ってルーターからルーターに送る
このルーターへフレームを送信するためには、ホスト1はCSネットワークの上のルーター・インタフェースのイーサネット・アドレスを知る必要がある。ホスト1は、193.32.65.1へのARPブロードキャストを送信することで、それがE3であることを知り、そのアドレスを宛先としてフレームを送信する。インターネットにおける経路上に置いて、
あるルーターから次のルーターへとパケットを送る
際にも、同じ仕組みで探索が行われる。
ルーターが知っているかどうかで処理が変わってくる
ルーターのイーサネットNICがこのフレームを受け取ると、そのパケットをIPソフトウェアへ渡す。すると、
ネットワーク・マスクをもとに、そのパケットをホスト4へ届けるためにはEEネットワークへ送信
すれば良いことがわかる。ルーターがホスト4へのイーサネット・アドレスを知らない場合には、アドレスを知るために、ここでもARPを行う
。