2つ以上のネットワークを接続して、インターネットワーク(または単純にインターネット)を形成する際に生じる問題について詳しく検討する
さまざまなネットワークが存在する
全員が同じネットワーク技術を利用していれば、ネットワークに加わることはより簡単になる。
例えばイーサネットと衛星ネットワークは常に異なっているはずである。ケーブルを用いたデータ・ネットワークや電話網、送電線といった既存のシステムを再利用しようとすると、さまざまな制約が発生するため、ネットワークの特性が多様化することは避けられない。
大きなネットワークにすることに価値がある
小さなネットワークに比べて、より多くのコネクションを確立できる大規模なネットワークの方がずっと価値が高いことを意味している。そこで、小さなネットワーク同士を結合して大規模なネットワークを構成したいという動機が生まれる
インターネットとは他のホストとパケットをやり取り
インターネットサービスを利用するために、ISPと契約するときには、回線の帯域に応じて支払いを行うことにある。しかし実際には、ユーザーは、インターネットに接続した他のホストとの間えパケットをやり取りする機能に対して対価を支払っている。仮に同じ街の中でしかパケットのやり取りができなかったとしたら、インターネットはここまで普及しなかったであろう
さらにネットワークを拡大させるために問題を解決する
パケットを送る上での重要な仕組みがネットワーク間で異なる場合も多いため、あるネットワークから別のネットワークへパケットを送ることはいつも容易というわけではない。また、こうした多様性の問題に対処するだけでなく、インターネットが巨大なネットワークに成長した現在では、スケーラビリティの問題も解決しなければならない。
感想
インターネットワーキング(internetworking)
複数のコンピューターネットワークを相互接続することにより、一体化・広域化して機能させること。またはその技術。インターネットは世界規模でTCP/IPネットワークをインターネットワーキングしたもの。
インターネットワーキングを拡大させるためにさまざまな問題を解決して発展させる