開発環境管理
効率的に開発を進めるためには、開発環境の整備が必要となります。開発に必要なハードウェア
やソフトウェア
、ネットワーク
を実際に動作する環境に応じて用意したり、開発ツールを充実
させることで、効率化や品質向上
に繋がる。
開発環境稼働状況管理
コンピュータ資源
、開発支援ツールなどの開発環境
を整備し、資源の稼働状況を管理する。
設計データ管理
システム設計に関わる、様々な設計データのバージョン管理
、それらデータの共有管理
、安全対策
を行う。企業機密や個人情報が含まれている場合には、持ち出しの管理
、不正持ち出しや改ざんなどの管理
を行う必要がある。
ツール管理
開発に利用するソフトウェアや開発ツールの種類、バージョンを管理。これらは社内外に関わらず統一することで、互換性
、セキュリティホールによる影響
を防げる。
ライセンス管理
開発にかかわるソフトウェアについて、ライセンス数や適用範囲などを確認
しておく。
クロスライセンス契約
企業間でお互いに保有する著作権や特許権を許諾し合う形の契約
。
取り決めにより費用を発生させない場合もある。包括的な特許クロスライセンス
は、さらに進めた形で、より範囲を広げ、分野ごとに交わす
クロスライセンスである。
構成管理・変更管理
システムを構成するハードウェアやソフトウェア、データベース、ドキュメントなどは、使用期間中に何度も変更や更新
が行われる。そこで最新バージョンを把握し、更新履歴を記録
しておくことが重要。
構成管理
ハードウェアの台数
や設置場所
、ソフトウェアのライセンスなどの情報資源
を管理
変更管理
基準となる構成を決め、品目の完全性を確保
したうえで変更計画を策定し、管理
を行う。
リリース管理
構成品目の完全性が保証されたものについて、ソフトウェアや関連文書のリリース
を行い、バージョン管理と保管期間の管理
を行う。
完全性とは?
データを最新かつ正しい状態で維持すること
出典 https://www.idcf.jp/words/integrity.html#:~:text=%E5%AE%8C%E5%85%A8%E6%80%A7%EF%BC%88Integrity%EF%BC%89%E3%81%A8%E3%81%AF,%E3%81%AB%E3%82%82%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
出典