バースト性
電話網の場合、125マイクロ秒ごとに8ビットでサンプリングされる。しかし、データ・ネットワークのトラフィックはバースト性(busty)を持つ。例えば、
圧縮技術を用いたビデオ会議のようにトラフック・レートが変化
したり、コンピュータがタスクを切り替えた場合には、それに伴ってトラフィックの受信レートも不均一になることも多い
。トラフィックのバースト性は、バッファをいっぱいにしてしまいパケットロスも誘発
するため、帯域が一定のトラフィックよりも取り扱いが難しい
。
p374
- 圧縮技術、コンピュータのタスクの切り替え時に起こる
トラフィックレートの変化
ホストが送り出したパケットの数がネットワークの容量を下回っている場合は、
実際に届けられるパケットの数と送信パケットの数は比例関係
にある。送信パケット数が2倍になると、送り届けられるパケット数も2倍になる。しかし、ネットワークの容量の限界に近づくと、時折、トラフィックがルータのバッファからあふれ、一部のパケットが破棄されてしまう
。
このパケットロスによってネットワークの容量が一部消費されるので、送り届けられたパケット数が理論値を下回る
ことがある。
p366
- 単位時間あたりのパケットの数が増減することをバースト性というと考える
- パケットロスとは
ルータのバッファからあふれ、一部のパケットが破棄されてしまう
こと - バースト性はバッファをいっぱいにする