調達計画・実施
調達計画
要件定義を踏まえ、製品やサービスの購入、内部や外部委託によるシステム開発などから調達方法を選択
。
調達の対象、要求事項、条件などを定義して調達計画を策定する
。
調達の実施(調達の依頼〜契約締結)
情報提供依頼書
ベンダ(場合により複数)に対しシステム化の目的や業務内容を示す、RFI(Request For Information: 提案依頼書)
を示し、提案書、見積書の提出
を依頼する。
システム要求事項策定
システム化の範囲・必要な機能や性能
などをまとめる。
調達選定基準、提案評価基準の作成
何を重視するか、評価基準
などをまとめる。
調達先の候補の選定
RFIを配布。事前に候補企業を絞り込む
こともある。
RFP(提案依頼書)の作成と配布・説明
システム対象や提案を求める事柄や調達条件などを明示して、提案書を依頼するためにRFP、RFQ(Request For Quotation: 見積依頼書)を作成・配布して、説明
を行う。
提案書の作成
ベンダ企業は、RFPを元に提案書を作成
する。また、RFPに記載された作業の範囲に必要な費用を計算し、見積書を作成
する。
提案書の評価
提案された開発手法や技術が適切かを分析
。また、見積書から、必要な作業項目が過不足なく含まれているか、見積金額は妥当かなどを確認
する。
調達先の選定
選定基準に基づいて、調達先を選定
。
契約締結
選定した調達先のベンダ企業と契約を交わす
。
調達時の配慮
CSR(Corporative Sosial Responsibility)調達
相手先(サプライチェーン全体を含む)が社員や外注先の人権や労働条件に配慮
しているか、環境への配慮を行っているか
などを評価基準として考慮し、調達先を決めること。
グリーン調達(購入)
環境負荷に考慮した製品づくりや部品調達
を行ってるかを評価基準として考慮し、調達先を選定すること。直接の取引先だけでなく、サプライチェーン全体として、環境負荷を評価する選定基準を共有していくことが重要
となる。
出典