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ブロック層の変化

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SSD

データをフラッシュメモリに保存します。読み出しも書き込みもHDDのような機械的な動作が一切必要なく、電気的な動作だけで済みます。従って、一般にHDDよりも高速にアクセスできます。

SSDの種類

接続方式によって2種類に分けられます。
HDDと同じインターフェースでマシンに接続できる、いわゆるSATA SSDやSAS SSDと呼ばれるもの
全く異なる高速なインターフェースで接続できるNVMe SSD

CPUとSSDでIOPSが高くなる

NVMe SSDは、HDDと比べて、ハードウェア性能として文字通り桁違いのIOPSが出せます。高いIOPSを出すには、なるべく多くの論理CPUから同時並列にI/Oを発行するのが効果的です。
昨今のCPuの多コア化によって、こうするための条件は揃っているのでは無いかというと、実はそうではありません。過去のI/Oスケジューラは、せっかく複数論理CPUからリクエストがきても、その処理は一つの論理CPU上で実行していたため、スケーラビティがなかったのです。この欠点を克服するため、現在のI/Oのスケジューラはマルチキューという仕組みを使って複数CPUで動作させることによって、スケーラビティを向上させています。

ハードウェア性能向上によるブロック層の変化

ハードウェア性能が上がれば上がるほど、ブロック層においてI/O要求を一旦溜めてI/Oスケジューラによって並び替えるという処理のメリットに対してレイテンシが高くなるというデメリットが上回るケースが増えてきました。

出典

感想

この前の実験をしたかったが、pythonのことを理解できていないのでできなかった。
ブロック層がハードウェアの進化に足を揃えればいいのかな。

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