静的コンテンツのハードディスクからの読み出し、DBMSのデータ検索処理はリクエストの数が多くなるとサーバーの負荷が大きくなり、処理が遅くなってしまう。
そこで
更新の少ないコンテンツやデータであればリクエストに対するレスポンスを覚えていればサーバーやDBMSに負荷がかからないようにキャッシュサーバー
というプログラムを使う。
リクエストに対するレスポンスの記憶
レスポンスの種類によってキャッシュサーバーの種類が違う。
コンテンツキャッシュ
文書、画像、動画のコンテンツのキャッシュ
クエリキャッシュ
DBMSのデータ検索要求(クエリ)の結果のキャッシュ
キャッシュの有効期限
データベースが更新されていく中でいつまでもキャッシュにある記憶ではずれが生じてしまう。そのためにキャッシュに対して有効期限
を設定する。
CDN(Contents Delivery Network)
世界各地に分散
して配置されたキャッシュサーバーの集合体。
リクエストに対してアクセス元からネットワーク的に最も近い
サーバーに対応してもらうことで早くレスポンスを返せるようになっている。