動画の形式と配信方法
動画の圧縮形式
動画の標準的な規格としてMPEGがある。
MPEG-1
ビデオテープ並みの品質
MPEG-2
デジタルテレビ放送などで、使用される高画質
MPEG-4
低速データ通信での使用を見込んで策定され、圧縮効率の高い
H.264/MPEG-4 AVC
2003年5月にITU(国際電気通信連合)によって勧告された、動画データの圧縮符号化方式の標準の一つ
。ISO(国際標準化機構)によって動画圧縮標準MPEG-4の一部
(MPEG-4 Part 10 Advanced Video Coding)としても勧告されている。このため、一般的には「H.264/MPEG-4 AVC」「H.264/AVC」のように両者の呼称を併記する場合が多い。
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H.264は携帯電話のテレビ電話といった低速・低画質の用途から、ハイビジョンテレビ放送などの大容量・高画質の動画まで幅広い用途に用いられる。
出典
https://e-words.jp/w/H.264.html
ストリーミング
ネットワーク上にある音声や動画データの配信方式
のこと。
データファイル全体をダウンロードしなくても、その一部を読み込んだ時点で再生が可能
になる。
ビデオオンデマンド
ネットワークを通じた動画配信サービス
。
いつでも視聴可能
3次元CGの描画手順
モデリング
被写体となる3次元の物体を数値と式で記述する形状データとして作成
する。
物体の表面を、無数の小さな多角形であるポリゴンに分割して表現
するモデリング手法
幾何学的モデルの決定
被写体となる3次元の物体を、どの視点から書くかを決定
する。
複数の被写体の位置関係、画角やアングル
を決定する。
光学的モデルの決定
光の当たり具合
を決定する。
高原の種類や光の強さ、光源からの距離や方向などを決めるが、これによって被写体表面の反射や影のつき方
が変わってくる。
レンダリング
ここまでは、仮想の3次元空間を数値で表現したが、これをディスプレイに表示
するには2次元の画像に変換する必要がある。3次元形状モデルから2次元画像への変換処理をレンダリング
という。
レンダリングの処理
透視投影
3次元形状を2次元画像に投影
。
雅楽や消失点によって表示領域外となるぶぶを除外これをクリッピング
という。
隠面消去
手前にある物体によって隠れる部分を削除する
。
カメラから物体へ届く光を追跡し、物体と光の交点ごとに一番手前になる面(ポリゴン)を計算する方法をレイトレーシング
という。
ラスタライズ
数値で表された形状を、対応する画素(点)によって表現
する。
ラスタ化する際に射線や曲線の部分に階段状のジャギーが発生
する。
これを目立たないようにする加工の処理をアンチエイリアシング
という。
陰影付け
光の当たり具合や物質表面の性質によって、表面の色の濃淡を描き分けるシェーディング
を行う。
また、光が遮られる部分に影をつけるシャドーイング
もある。
効果付与
物質表面お模様や微細な模様や細微な凹凸などを、写真や平面の画像から3次元形状の表面に対応付けて素材感を付与
する手法をテクスチャマッピング
アニメーションの制作
モーフィング
ある物体から別の物体へと変化
していく動きを見せる方法で、2つの物体を静止画で描くと、その間の動きが自動的に生成
される。
モーションキャプチャ
身体の関節などのポイントにマーカをつけて撮影し、マーカの動きをキャラクタの動き
として計算される。
マルチメディアの応用
VR(Virtual Reality: 仮想現実感)
3D映像をヘッドマウントディスプレイ(ゴーグルのようなディスプレイ)に映し出し、使用者の動きをセンサで読み取って画像脳動きを合わせる
ことでコンピュータが作り出した空間にいるように感じられる。
AR(Augmented Reality: 拡張現実感)
実際に見えているもの(現実の風景など)に、別映像や文字情報などを重ね合わせる
手法。
バーチャルサラウンド
利用者を取り囲むように複数のスピーカを設置することにより得られる立体音響を2つのスピーカやヘッドフォンで仮想的に実現
したシステム。
オーサリング
文字、画像、動画、音声などの素材を組み合わせて、マルチメディアコンテンツを作成すること
。
また、それを行うためのソフトをオーサリングツールと呼ぶ。
出典