IETFは
ストリーミング・マルチメディアのためのアーキテクチャを考案
しようと四苦八苦していた。この作業をRFC2205〜RFC2212まで、2ダース以上のRFCを生み出す結果となった。この作業の一般的な名称はIntServ(Integrated Service:統合サービス)と呼ばれ、ユニキャスト・アプリケーションとマルチキャストアプリケーションの双方のため
に作られた。
- ストリーミング・マルチメディアのためのアーキテクチャを考案しようとした作業のことかな
IntServの主要な構成要素
RFC205-2210で定義されている。このプロトコルは予約を行うために使われる。その他のプロトコルはデータを送信するために用いられる。RSVPは複数の送信者が複数の受信グループにデータを送ることを可能にし、それぞれの受信者が自由にチャネルを変えることを許し、同時に服装を排除して帯域を最適化する
帯域の予約
通信効率を良くし、輻輳を排除するため、グループ内のどの受信者も予約メッセージをツリーの上流にいる送信者に送ることが考えられる。そのメッセージは以前説明した
逆方向経路転送アルゴリズムを使って転送
される。各ホップにおいて、ルーターは予約があるかどうかを調べ、必要な帯域を予約
する。重み付き公平キューイングによるスケジューリングでこうした予約を行う方法を前項ですでに紹介した。もし帯域が不足していれば、予約の失敗が報告
される。メッセージが送信元に返されると、送信者から受信者へのスパニングツリーに沿った帯域を予約が完了
する。
指定に伴う情報を用いて帯域の最適化を行う
予約を行うときに、
受信者は、(任意に)一つ以上の受信したソース(送信元)を指定
することができる。ソース指定が予約期間中に固定であるかどうか、受信者が後でソースを変更できるかどうか
、なども指定できる。ルータはこの情報を帯域の最適化に利用
する。特に、送信元を変えないことに2つの受信者が同意すれば、それら2者間で用いられる経路を共通の一つの経路にまとめて設定
できる
受信者が帯域を切り替えやすくなっている
動的な場合にこの戦略を用いる理由は、
帯域の予約が送信元の選択から分離される
からである。受信者は一度、帯域を予約すると、別の送信元にスイッチ
することもできるし、新しい送信元にスイッチする場合、現在確保している経路の一部を新しい送信元へ経路として利用し続ける
こともできる。例えば複数のチャネルを持ったテレビ局のように、
ホスト2がリアルタイムで複数のビデオ信号を搬送している
場合、ホスト三は帯域の予約を変更することなく、自分の意思でそれらのビデオ信号の中から好きなものを自由に選択
できる。すなわちルーターは受信者がどのプログラムを見ているかは関知
しない
感想
- スパニングツリーを使っている
- 帯域を予約、切り替えがしやすくなっている
- 帯域に複数の信号があるとルーターは受信者がどの信号を使っているかわからない
- マルチキャストを利用する受信が帯域を使いやすくしていることがわかった