プロトコルスタックを構成する各レイヤーはその上下に接する層と連携して通信処理を行います。
送出側の処理とヘッダの追加
データを送り出す側では、
上位層から受け取ったデータを基に、何らかの通信処理を行い、その通信処理に必要な各種の情報をデータ本体の前に付加
します。これをヘッダと呼ぶ。
気づき
ヘッダがついていって大きくなるのか。
下位層に行くほどパケットの全体のサイズは大きくなります。
送信側の処理とヘッダの削除
データを受け取る側では、下位層から受け取ったパケットに含まれる、ヘッダ部分の情報を使って必要な通信処理
を行う。
処理が終えたら使ったヘッダは除去
されるデータ部分だけが渡される。
上位層に行くたびに、パケットのサイズは小さくなる。
気づき
ヘッダがだんだん除去されるのか。
TCP/IPによる通信の全体イメージ
送出側は各層の処理を行いヘッダをつけて、最終的にイーサネットフレーム
を作る。
それで受信側に送る。
受信側は、各層の処理をしてヘッダを除去し、最終的にアプリケーションプログラムに渡す。
気づき
イーサネットはTCP/IPにおいて最下位なのか。
イーサネット
インターネットは世界中で幅広く利用されているネットワーク(ハードウェアと通信方式)の規格
今日のコンピューターに搭載されている有線のネットワークインタフェースはほぼ100%がイーサネット
。
イーサネットの規格
通信速度と通信媒体が異なる複数規格があります。代表的なものは
- 100BASE-T
- 100BASE-TX
- 1000BASE-T
- 10GBASE-T
左の数字がMbps
,Gbps
で表した通信速度
右端のTまたはTXは銅のより線
を使用することを意味します
イーサネットの転送の仕組み
イーサネットではフレームにしてそれを電気信号や光信号に変換して通信媒体に送り出します
。
関連記事 イーサネットヘッダ
出典
感想
頑張ろう。