その他のシステム形態
クラスタコンピューティング
複数台のコンピュータを通信可能な媒体で接続し、単一のコンピュータとして使用する方式。
クラスタシステムや単にクラスタ(cluster)と呼ぶこともある。処理能力と信頼性の両方を実現できる。
HPC(High Performance Computing）クラスタ構成
クラスタコンピューティングのうち処理能力の向上を目的とした形態
ハイパフォーマンスコンピューティングとも呼ばれる。
流体力学や自然現象の解析など、計算量が多く高速演算が必要な処理を目的としている。
HA（High Availability)クラスタ構成
可用性の向上を目的としたクラスタ構成。
現用系と複数の待機系によるホットスタンバイ構成をとる。
障害に待機系に引き継ぐアクティブスタンバイ構成
複数の業務を担当する現用系を相互に待機系とするアクティブアクティブ構成がある。
グリッドコンピューティング
インターネットなどを介して分散するコンピュータを結びつけ、高い処理能力を得る方法。
コンピュータの仕様を問わず、誰もがオープンな形で利用できるものが特徴
システムの利用形態
クラウドコンピューティング
- インターネットを介して、
ネットワーク上の環境を利用する形態。 -
予期費用が不要で場所や端末の種類を問わず利用できる セキュリティを含む運用管理が不要-
アプリケーションは常に最新のものを利用できる
デメリット
情報漏洩やデータ消失の危険を合わせ持つ。
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出典