NTP(Network Time Protocol)
というプロトコルを利用しています。
トラブルが発生した時にもっとも重要となる情報が時刻
です。
サーバーやネットワーク機器の時刻がずれていると、発生した事象を時系列に並べることができず、情報が整理できなくなります
。
NTPサーバーはUDPを使用している。
UDPとは?
トランスポート層のプロトコル。
信頼性よりも速度を重視したもので、データが相手に届いたかという確認を行わない。
出典
NTPサーバーは階層構造になっている
ストレイタム(stratum)
という値を使用した階層構造になっている。
最上位はStratum0で原子時計(セシウム時計)やGPS、標準時計など、絶対にずれることのない正確な時刻源です。
階層を降りるごとにStratum1、Stratum2と数字が大きくなります。
Stratum0のサーバー以外のNTPサーバー上位ストレイタムのNTPサーバーに対するNTPクライアントでもあります。そして、上位のNTPサーバーと時刻が同期できない限り、下位のサーバーに時刻を配信しないような作りになっています。
気づき
NTPのおかげで時系列を基にした問題解決ができるのか。
UDPを使用して速度を重視してずれないようにしているのか。
時間がずれないように工夫がされているのか。
出典