異なるネットワークを接続させるもの

異なるネットワークの最上位に共通の層を追加することによって問題を追加することによって問題を解決する方法である。いずれ場合にも、ネットワークの境界にそのためのデバイスが配置される。当初、これらのデバイスはゲートウェイと呼ばれた。

TCPとIPが登場する

既存のネットワークの差異を隠すための共通の層を作ることを提案していた。このアプローチは大きな成功を収めてきており、彼らの提案した層は最終的にTCPとIPという２つのプロトコルに分割された。それからほぼ40年が経ち、IPは現代のインターネットの基礎となっている。

IPは、すべてのルーターを認識し、ほぼすべてのネットワークを通過できる普遍的なパケット形式を提供している。

パケットをMPLSヘッダーでカプセル化した上で仮想回線へと送信する必要がある。仮想回線の宛先へ辿り着くと、MPLSヘッダーは捨てられ、ネットワーク層の次のホップを見つけるためにネットワークアドレスが再びチェックされる。

ネットワーク間の接続によって巨大なネットワークの構築ができるようになったが、この仕組みが動作するのは、共通のネットワーク層が存在する時のみである。しかし実際には、世の中には数多くのネットワーク層のプロトコルが存在する。

複数のネットワーク・プロトコルを扱えるルーターはマルチプロトコル・ルーターと呼ばれる。こうしたルーターは、プロトコル同士を変更するか、より上位の層のプロトコルでコネクションを行うかのいずれかの方法で実現されるが、どちらのアプローチも完全とは言えない。

TCP,IPのおかげでいろんなネットワークを渡すことができる。
しかし共通のインターネットプロトコルが使われていないと通信することが難しい。